スタイラスペンの目的とは何か？

はじめにスタイラスペンとタッチペンの違いは一体何なのか？よくわからない人もいると思うので初めに整理しておきましょう。

これは言い方の違いだけで同じ物です。もともとはスタイラス「stylus」と言って先の尖った棒状の筆記具を指します。

それをわかりやすくスタイラスペンと言うようになったと思われます。それから画面をタッチするペンだからタッチペンと言っているだけで同じ物です。

さて、スタイラスペンを使う目的は人それぞれだと思います。目的別に適したスタイラスペンがあると思います。

世の中には沢山のスタイラスペンが存在しますが、目的別に機能と価格のバランスがとれたモデルを考えてみたいと思います。

スタイラスペンの描画出来る仕組みを大まかに知る

目的別の選択をする前に少しだけ描画出来る仕組みを知っておいた方が判断がしやすいと思います。

大まかに3種類の説明をします。

まずスマホ等の画面は静電容量という方式が採用されています。簡単に説明すると画面上に微弱な電気を流して画面のどこに触れたかわかるような仕組みです。

つまりペン先が電気を流す仕組であれば反応するわけです。人間の指でも反応しますが、それは指が電気を流すからなんです。

〇導電タイプ

ペン先に導電ファイバーがあるタイプ

以下の画像の様なペン先で電源を必要としないタイプで指でタッチするのと原理は同じです。

特徴として価格は非常に安価で手軽に購入できるが、ペン先が太い為画面が見にくい事や指と大差がない事があげられる。

〇自ら電気を発生させるタイプ

ペン内部にバッテリーを内蔵しており自ら電気を発生させる事で画面が反応する。

特徴は導電タイプに比べると価格が高いがペン先を細くする事が可能で画面が見やすい。

〇専用設計タイプ（電気を発生させる、一部タブレットとのブルートゥース接続が必要）

Apple pencilに代表される特定のタブレット専用設計タイプで価格は他のタイプよりも高く使用出来る端末が限られている（iPad等）しかし反応のレスポンス、精度は抜群に良く細かな作業にも十分対応する。

大きく分けて上記の3タイプがあげられます。

それぞれメリット、デメリットがあるので使用目的によって選ぶタイプも変わるでしょう。

スタイラスペンの主な使用目的

スタイラスペンをどんな目的で使うか？

ゲーム

ゲームの種類にもよりますが安価な導電ファイバータイプがおすすめです。

特に文字を書くこともなく主な目的がゲームであれば導電ファイバータイプで十分対応出来るんじゃないでしょうか？

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導電ファイバータイプ

ビジネス

ビジネスでの使用は主に文字を書くことではないでしょうか？会議でメモをとったりスケジュール調整をしたり等文字は必須だと思います。

文字を書くとなるとペン先が細くないと非常に描きずらいのでペン先が細く自ら電気を発生させるタイプがおすすめです。

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電気を発生させるタイプ

絵を描く

絵を描くとなるとペン先の精度をさらに求めたくなります。条件がゆるせば専用設計タイプをおすすめします。専用設計タイプはApple PencilはじめほとんどがiPadの専用スタイラスペンだと思います。その精度は上記のタイプとはまるで違っていて非常にレスポンスも早く滑らかに描画出来ます。

まだビジネスでも走り書き等をする時はレスポンスの速さが重要になります。この時に専用設計タイプでないと文字が途切れたりすることが度々ありますが、専用設計タイプであればかなり速いペン先の動きにも追従します。しかもペン先との視差もほとんどなく違和感なく描画出来る事と思います。

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専用設計タイプ

まとめ

個人的には価格と機能面のバランスを考えるとiPadの必要があるといった条件がつきますが専用設計タイプをおすすめします。

金額的に高くても問題なければApple pencilを選ぶのが機能的にも一番優れていますが、コストを半分以下に抑えたサードパーティー製品の専用タイプが最もおすすめ出来ます。

Apple Pencilにくらべ機能的には筆圧検知がないものがほとんどですが、それ以外の機能面ではほとんど遜色がないと思います。

専用設計タイプには特に重要と思われる機能で傾き検知とパームリジェクションと言われる誤作動防止機能も搭載していますので多少高くても投資するだけの価値はあると感じます。

ビジネスにもゲームにも全般的におすすめできるタイプだと思います。

是非お試しください。