タッチペンで絵を描くシリーズ

タッチペンの可能性について色々と探ってみましょうっていう企画の第3弾です。

タッチペンとiPadを持ってどんな事が出来るのかをイラストレーターのMAZZAさんに試してもらっています。

MAZZAさんの紹介を簡単にします。

SeekEra製品のデザインにも関わってもらっているMAZZAさん。サイトでいろんな絵やCGを公開しています。

MAZZAさんのサイトです。

http://surikomi.blogspot.com/

さっそくタッチペンで絵を描いてもらう

さて前回のインプレッションを簡単に振り返りますが、某カフェにて描き始めたのが”金髪の女性”でした。

↑これですね！
私には結構衝撃でしたねぇ…描いていく過程を全部見てるのでなんだか怖さも若干感じた描き始めでした。印象的だったのは描き始める時に本人でも何を描くかが解ってないって事でしたねぇ
そんな描き方もあるんだなぁと感じたわけです。

前回の記事もどうぞ→https://seekera.net/touchpen/1801/

今回はカフェでの絵描き2作品目を紹介します。

何か絵のテーマを決めて、具体的にこんな絵を描いてくれって言えたら良いんですが、なかなか思い浮かばなかったのでとりあえずこのカフェの雰囲気を描いてみてくれと頼みました。
お互いコーヒーを飲みながら話をしているからか、まず初めにコーヒーカップを描き始めたMAZZAさん。しかし気に入らなかったのか消しゴムで消してしまい今度は机を描いているようです。

机の上にコーヒーカップやケーキ等が描かれ始めました。今の状況を描いているようです。人が描かれたと思ったら、何やら変な生物が現れました。こんな風に見えてるんだろうか？
これは何ですか？と聞くのをこらえじっと見ているとおそらく店員さんであろう生物？が登場します。角が生えてますけど？？

タッチペンを器用に使うMAZZAさん、iPadの画面はツルツル滑るから良いって言ってました。普段の環境との違いを言ってるんでしょうが人によってそれぞれの様ですね？巷ではリアルに紙に描いている様な感覚になるシートを画面に貼る人もいるみたいですね？
どうやらシートには特殊な加工がされているみたいで、そのシートを貼るとタッチペンとの摩擦が抵抗となり紙に描いているようなんだとか。MAZZAさんは滑るほうが好みって事なんですね！

さて、今度はアラジンの魔法のランプ？が描かれました。煙出てますけど？

ここから色が入りカラフルになってきましたよ！なんだか楽しそうな絵になってきました。

絵を描く人からしたら当然なのかもしれないですけど、凄いなぁと思うのがペンの入れ方で急に立体感を感じるように変化する事です。特に色を入れだすと顕著に感じます。
良く絵を観察すると光がどちらから入ってきてるかを計算してるんですねぇ？おそらく無意識のレベルと思いますが、きっと光の表現ってのが絵にも重要って事なんでしょうね？
この絵で言えば左上あたりから光が入ってきてるんでしょう！

私はカメラも好きで写真を撮るのですが、写真は光をどう利用するかがすごく重要なんです。光一つで良い写真も悪い写真も決まってくるって言っても良いと思いますねぇ。
光も色々あるんですが、なんといっても太陽光が一番良いと思います。その太陽光でも時間帯によって雰囲気っていうか柔らかさというか、感じが違うんです。おすすめは朝一番の太陽光ですね！良い雰囲気の写真が撮れやすいと思うので是非やってみてください。（趣味で少しやってるだけなんで、偉そうな事言えませんが…）

絵も終盤になり、床に色が入りました。ランプの煙の不明な生物はお化けだったんですね？

絵本になりそうな、そんな絵でした。こちらです。

ほんとに簡単に描くんで私でも描けそうな気がするんですが、なかなか一筋縄にはいかないです。ただちょっとしたコツがあるんだと思いますが、そこを押さえたら案外スラっとかけるのかも？？
また機会があったら絵を描く時のコツを紹介する企画をやってみてもいいなと思いましたのでそれはまた次回という事で！

最後にタイムラプスです。