4kテレビを改めて考察してみる

東京オリンピックを迎えるにあたり改めて4kテレビに注目してみようと思います。

新型コロナウイルスの影響で1年間延期されたオリンピックですが果たしてどうなるのでしょうか?

先日 IOC 及びJOCがオリンピックは無観客開催になるという発表をしました。たまたまですが私は昨晩テニスのウィンブルドン決勝を見ていましたが観客は満席の様でしたしマスクをしている人もほとんどいませんでした。ウィンブルドンはイギリスで行われるわけですがワクチン接種の進んでいるイギリスだからできることなのでしょうか？

果たして東京オリンピックどうなるのでしょうか？うまくいくといいですね！

東京オリンピックは無観客開催ということで大多数の人がテレビで観戦するわけです。

ここに来て4kテレビが注目されているという話もあります。やはり皆さん大きくて綺麗な映像でオリンピックを観戦したいのですね。

テレビはカラー映像が当たり前ですけども、そもそもカラーテレビが急速に普及したのも1964年に開催された東京オリンピックがきっかけだと言われています。新幹線も東京オリンピック開催に向けて開通されたわけです。

大きなイベントに合わせて物の普及というのは急速に進むようですね？

それで今回のオリンピックに向けて4kテレビが普及しているのではないか？というわけです。

4kテレビとは一体何なのか？

そもそも K とは何なんでしょうか？そこから話をして行こうと思います。

4kとはテレビの横側に並ぶ画素数を表しています。実はこのkですが、皆さんが普段使っているキロのことなんです。

えっ？重さなの？

と思ったあなた！違いますよ！キロは1000倍という意味ですね？

4キロですから4000を表しています。ここで以下の画像を見てみましょう。

4ｋは横側の画素数が3840個あるんです。約4000なので4kです。フルHDは1920個ですね。約2000なので2ｋともいわれます。

案外アバウトなんですね？8ｋになると7680個です。8000個と比べると320個も違いますよね？でも8ｋといいます。

画素についてですが、映像を表現する最小単位でドットともいわれますね？

画素が細かければ細かい程映像は滑らかになりより綺麗に見えるというわけです。

この画素が横方向に3840個、縦方向に2160個、画面全体で8,294,400個あるのが4ｋと言う事になりますね！

つまり4ｋとはテレビ画面の大きさというわけではないのです。画面サイズはまた別の概念で32型や50型等色々ありますが、画面に画素数がいくつあるかで2ｋや4ｋが決まる訳ですね？

画面サイズが大きくなっても画素数が変わらなければ画素自体の大きさが大きくなり粗が目立つ事になります。逆に画素数が同じでも画面サイズが小さくなれば画素サイズが小さくなり綺麗に見えます。そういう関係があるんです。

4ｋは画素数が約800万画素ですが、写真等の静止画の事を考えるとそれほど大きな画素数ではないですよね？

カメラでは2000万画素や3000万画素くらいの物は普通にあります。それだけ静止画は綺麗といえるでしょうね。

4ｋテレビのメリットは？

これは画面サイズを大きく出来る事でしょう！

大きくしても高画質を保つことが出来るわけです。今回のオリンピックで家族そろってテレビを見るのであればより大きな画面できれいな映像を楽しみたい事でしょう！

私の感覚ですとフルHDで画面サイズが40型を超えてくると粗さが目立つようになるかな？といった感覚があります。50型になるとかなり粗く見えるんじゃないでしょうか？そこまでの大きさの画面だと4ｋは欲しいなと思うと思います。

また今回のオリンピックではより高画質な8ｋ放送もされるとの事です。

最後に注意点！

4ｋテレビではなく4ｋ対応テレビがあります。この違いは何でしょうか？

あまり意識しない事ですが、テレビ放送を見る為にはチューナーが必要です。普通のテレビには地上デジタルチューナーが内蔵されているんです。4ｋ放送は地上デジタルとは違った電波なので4ｋチューナーが必要なんです。普通に4ｋテレビとうたっているものは当然チューナーが内蔵されていますが、4ｋ対応テレビはチューナーが内蔵されていません。別途チューナーをつければ4ｋ放送を見る事が出来ますよ、という事なんです。そこを誤解しないようにしてください。

4ｋチューナーを導入する場合、テレビと接続するケーブルが必要になります。より大容量データを転送出来るケーブルも忘れてはいけません。最近の4ｋチューナー接続端子は高解像度と高いリフレッシュレートに対応したポートはディスプレイポートしかない場合もあるようです。

接続端子の形は上記画像のような形です。

高解像度、そして滑らかな映像でオリンピックを楽しむ贅沢。この機会に環境を整えてみてはいかがでしょうか？

この記事が参考になれば幸いです。