モニターの解像度って良く聞くけどいったい何なの？

解像度といっても何を指すかによって少し意味合いが違ってきそうです。
似たような言葉で画素だとか、ピクセルだとか聞いたことあると思いますが、少し掘り下げて考えてみましょう！

画素って聞くと何を思い浮かべますか？私は真っ先に写真を思い浮かべます。デジタルカメラとかスマホとかですかね？画素とピクセルは基本的に同じ事でコンピューター等で画像を表す一番小さい要素って事になります。1万画素なら画面に画素が1万個あるって事です。画素の組み合わせで写真等が表現されているわけです。だから画素が多ければより細かい表現が可能できれいに見えるというわけです。それで画素の集まりの事を解像度と表現しているようです。
でもこの概念って昔からじっくり考えた事はなくて、意外と混乱する事だったりするんですよねぇ。冒頭で述べたように解像度が何を指すかによって少しだけとらえ方が違う場合があると思うんです。

ちょっと余談なんですが、少しカメラの事をお話しします。カメラとはスマホについてるカメラだったり一眼レフカメラだったり写真を撮るカメラの事です。
私は趣味でミラーレス一眼カメラを持っているのですが、カメラの世界を勉強しようと思い始めた時に、解像度ってややこしいなぁって思ったんです。解像度の概念自体は解ったのですが、ことカメラに関して解像度が高ければ、より綺麗な写真が撮れるってわけじゃないって事なんです。解像度以外に色んな要素があって、簡単に言えばレンズですけど、より多くの光が取り込めるレンズがきれいに撮れる一番の要素だって誰かに言われたことがあります。スマホは高性能なんですが、レンズが小さいですよね？だからどれだけ画面の画素数が多くても光を取り込む重要なレンズが小さいので画素数のわりにきれいに撮れないって事みたいです。（十分きれいだと思いますがね…）　

ここでいう解像度はスマホで言えば画面の解像度って事になります。つまり取り込んだ光をどれだけの細かさの画面（解像度）で表現するかって事になります。
対して写真等の印刷物は1インチの正方形の中にどれだけの画素があるのか？って考えたりします。だからちょっとだけ意味合いが違って混乱するんですよねぇ。
カメラの話はもっと沢山ありますが、それはまた別の機会にしようと思います。

さて、タイトルにあるようにモニターの解像度についてです。
テレビでも同じことが言えると思いますが、フルHDや4K、8Kって言葉を良く聞くと思います。これは解像度の種類でモニターの縦横にドット（画素）がどれだけ並んでいるかって事です。

この話でも少しややこしいなと感じる部分でして、同じフルHDのテレビでも画面の大きさってそれぞれじゃないですか？32型とか37型とかいろいろです。
例えばフルHDなら解像度は上記の表のように画素数は決まっています。でも画面サイズが違うって事は画素自体のサイズが変わるって事です。
フルHDでも37型ぐらいなら十分きれいに感じますが、サイズをどんどん大きくして50型とかになると粗が目立つようになります。
だからサイズの大きなテレビは4Kや8KがいいよってCMでもやっているわけですね！画面サイズが小さければ4KもフルHDもそれほど変わらないかもしれません。

このあたりの話は結構奥が深くて、モニターを選ぶときに自分は何を求めるかによって選び方も様々だって事です。　

SeekEraがリリースしているモニターケーブル　ディスプレイポートDP1.4ケーブルですが、ディスプレイポートのバージョン1.4になるので8Kまでの映像を転送する能力はありますが、メインで想定している使用環境はフルHDでの使用を想定しています。主にゲーマー向けにデザインされています。ゲームに限った話をすると解像度よりリフレッシュレートのが重要な事もありますのでその辺の話も今度していこうと思っています。ゲーム環境を考えた時モニターサイズも重要な要素になってきたりします。

今回はこの辺で、また次回！