タッチペンの重要な機能とは？

皆さんタッチペンを快適に使ってますか？

仕事で使ってるのでしょうか？それともゲーム？iPadまたはスマホでしょうか？

タッチペンは使う人のスタイルによって様々な使い方が考えられると思います。仕事で主にメモをとると言う人もいるでしょうし、ゲームでよく使うよ！っていう人もいることでしょう！

いやいや私は絵を描くよ！と言う人もいるでしょうね！

使う人のスタイルによってどんな機能が重要なのか変わってくると思います。私が思うタッチペンの機能重要度ランキングを書いてみようと思います！

1. 1 　ペン先の精度反応の良さ
2.  
3. 2 　パームリジェクション（誤作動防止機能）
4.  
5. 3 　傾き検知機能
6.  
7. 4 　筆圧検知機能
8.  
9. 5 　電源オンオフのやり方
10.  
11. 6 　充電の方法
12.  
13. 7 　連続使用時間

ペン先の精度反応の良さ

第1位に挙げたのが、ペン先の精度や反応の良さです。

果たしてこれをタッチペンの機能を読んでも良いものなのか迷いましたが、おそらく誰しもがペン先の精度を重要視するのではないでしょうか？

ペン先の精度が悪いと、ペン先からずれたところが描画されたり、反応がワンテンポ遅れるだけで思うように描けなかったりします。これは仕事で単にメモを取るだけであっても反応が遅いと非常にストレスが溜まります。

やはりペン先の精度と反応の良さこれは良いタッチペンの最低条件ではないでしょうか？

パームリジェクション（誤作動防止機能）

そして第2位ですが私にとっては必須機能のパームリジェクションをあげました。

パームリジェクションがどういう機能かといいますと、iPadの画面にペン先以外は反応しなくなるような機能になります。つまり手のひらを置いてもペン先しか反応しなくなる機能と思えば良いでしょう。

スマホのように画面が小さければ、もしかしたらそれほど重要ではないかもしれませんが、iPadのようなタブレットは画面もそれなりに大きいですし、手のひらを画面に付けて安定させてタッチペンが使えるかどうかというのは非常に大きいと思います。これはメモを取る人、ゲームをやる人、絵を描く人、ほぼ共通に言えることなんじゃないかなぁと思います。

傾き検知機能

第3位は傾き検知機能です。

私にとってはかなり重要な機能なのですが、タッチペンの傾きを検知し線のニュアンスを自在に操るこの機能は人によっては必要ないと言われる人もいるかもしれません。インターネットの閲覧や字を書くだけの人はあまり必要ない気もしますし、おそらくゲーム目的でタッチペンを使う人もあまり必要のない機能じゃないでしょうか？

しかしですよ、ひとたび絵を描くことやデザインをしようとなると途端に重要な機能に思えてきます。もちろん絵を描くにもいろいろなスタイルがありますから人によっては傾きの検知はあまり必要ないと言う人も実際にいます。でもやっぱり傾き検知機能でニュアンスを変更できるような体験をするとなかなか戻れないんじゃないかなぁと個人的には感じております。

筆圧検知機能

第4位を筆圧検知機能にしました。

この機能は私にとってはそれほど必要ないのですが絵を書く人にとってはいいのかもしれません。私の知る限り iPad のタッチペンに限って言えば Apple Pencil しかこの機能は搭載していないのではないでしょうか？ きっと使いこなせばかなり強い味方なんだろうとは思いますが、傾き検知機能があればそれほど必須の機能ではないかなという印象です。

筆圧によって線のニュースを変更することが可能な機能になります。

電源オンオフのやり方

電源オンオフのやり方を5位にしましたが、ここからはタッチペンの機能という感じではないですね。

大きく分けてスイッチが物理スイッチかタッチスイッチかの違いになるでしょうか？

指でタッチするだけで電源のオンオフができるものが最近は多いと思います。 手で触れただけで間違って電源が入ってしまう事もありますが、自動的に電源がオフになる機能もついているのでそれほど問題ではないでしょう。

一つデメリットとしては使ってる最中にスイッチに触れてしまい気づかないうちに電源が Off になってしまう事も稀にあります。慣れれば問題ないと思いますがふとしたことで触れてしまうと思うので慣れるまでは勝手に電源が切れてしまうなんて事もあるかもしれません。

充電の方法

充電の方法は6位です。

ワイヤレス充電でなければ充電の方法は基本的に USB になるでしょう。私としては USB-C 端子が何かと良いと思いますが、そうじゃないこともあると思います。機種によってはキャップを外したところに充電の端子がある場合やグリップ部分に直接差し込むタイプなどいろいろあります。

連続使用時間

最後に連続使用時間ですが、正直私はこの部分はそれほど意識はしていません。というのも満充電から使い始めてバッテリーが無くなってしまうなんて事は私の場合ほとんどないからです。

ただこれも人によって長時間使う人はなるべく連続使用時間が長いものが良いと思いますが、どんな機種もそれほど大きな違いはないんじゃないでしょうか？大きさや形もほとんど同じですからバッテリーの容量に 大きな違いはないと思われるからです。

最も重要と思われるパームリジェクションについて色々な実験をしてみました！

さて皆さんタッチペンの重要な機能パームリジェクションと言えば誤作動を防止する機能ということはよくご存知かと思いますが、では実際にどのような状況になれば誤作動しないのかまたは誤作動してしまうのかそれを色々な状況を想定して実験をしてみました！

まずタッチペンで iPad を操作する時に想定される状況として、タッチペンよりも先に手が触れてしまうということが考えられると思います。

では実際どのようになるのでしょうか試してみました！

次の画像をご覧ください

使用したアプリは procreate です。  車の画像にSpeed Demonと書きました。ペン先より先に手のひらが触れてしうと画像の赤丸印のように意図してないところに描画されてしまいます。

しかしペン先が触れていれば手のひらには反応しません。

以下の画像の様に狙った文字だけが書けるわけです。

この画像はプロクリエイトを JPEG にしたものですが、実際描画している時はどんな状態なのか写真に撮ってみました。

このような感じで手のひらは iPad の画面にべったりと付けています。しかしペン先が先に触れていたので手のひらには全く反応しません。実際にペンで描画が可能です。

一度パームリジェクションを機能させてしまえばペンを離したとしても手のひらを離さなければ手のひらに反応することはないです。以下の写真のようにペンを画面から離しても手のひらに反応することはありません。

少し分かりにくいでしょうか？これはタッチペンは完全に画面から浮いています。しかし手のひらは画面につけたままです。この状態で手のひらを動かしたとしても画面は反応しません。

今回自分なりに色々実験をしてみたのですが、改めて発見したことがありました。

 これはタッチペンのパームリジェクションの機能というよりは、iPad 自体の機能だと思うのですが、タッチペンを持っていなくても手のひらをある程度の面積でべたっと画面にくっつけたら画面は反応しないようにできているようです。少しでも手のひらが傾き接点がピンポイントで画面に触れると反応するのですが、かなり大きめの面積で一度に触れると画面は反応しないようにできているんでしょうか？例えば以下の画像のような感じです。

これぐらいの面積で一気に手のひらを触れると画面は反応しないようにできているようですね。そう感じました。

今回実験に使った画像を動画にしてありますのでご覧ください。ところどころ無駄な点や線が見えると思いますが、これらは手のひらにあたった無駄な描画になります。

動画が短く再生速度も速いので一瞬ですが、十分わかるのではないでしょうか？

総括

今回タッチペンのパームリジェクションを色々な状況を想定して実験してみました。ペン先が触れていれば後から手のひらが触れていても反応しない。例えば右手でタッチペンを持ちその状態で左手の指を画面に触れても反応はしません。手のひらを触れたままタッチペンを画面から離したとします。その状態で手のひらを動かしてもやはり反応はしません。ただし一度手のひらを離して再度手のひらを触れるとその時には反応してしまいます。パームリジェクションは慣れれば無意識にうまく使うことができるようになりますが、多少の慣れは必要かもしれないなと感じました。

今回の実験で使用した機材ですが

タッチペン

SeekEra iPad専用タッチペン

iPad　第8世代

パームリジェクションで手のひらが反応しないと分かっていても経験的に手の平をつけてはいけないなぁという気持ちになりなかなか初めはしっくりこないものです。しかし慣れてしまえばこれほど便利な機能はないので皆さんも是非活用してみてください！