タッチペンの歴史をふりかえってみる
タッチペンの歴史は携帯端末の歴史でもある
タッチペンって結構昔からありますが私たちが使用するといえば携帯端末で使う場面が多かったのではないでしょうか?
(一部ペンタブレットのタッチペンは除く)
携帯端末の進化によってタッチペンも同じように進化してきたといえます。
ということは携帯端末を振り返ることがタッチペンの歴史を振り返ることになりそうです。
携帯端末といえばやはり携帯電話や電子辞書になるでしょうか。
その中でも最も私たちが身近に感じるものは携帯電話でしょう。スマートフォンがまだ存在しなかった携帯電話時代の話です。
携帯電話にタッチペンが使えただろうか?と思ってる方もたくさんいると思います。
でもあったんですよタッチペンが使えるような携帯電話が!
90年代半ばの頃でしたがパイオニアが発売した DP 211という携帯端末がありました。携帯キャリアはデジタルフォンでした。今から25年ほど前の話ですね。
デジタルホンって何だろう?って思う方も結構いるかもしれませんので、携帯電話キャリアについても少しだけ触れていこうと思います。
通信キャリアの歴史
私は携帯電話が一般に普及し始める初めの頃から使っていました。その当時の携帯電話キャリアというのは今のように全国的に統一されているものではなく地域によって呼び名が違っていました。ということはそれぞれ会社が違うという事です。私は東海地区在住ですけども東海地区ではツーカーセルラー東海、東海デジタルホン、IDO(イドウ)、NTTドコモ、この四つぐらいだったかなーと記憶しております。もしかしたら東海デジタルホンは少し後発だったかもしれません。わたしはツーカーセルラー東海の携帯電話を使っていました。それ以外のキャリアを知ることになったのは大阪に住むようになってからです。関西地区では東海地区にはないキャリアがありました。ツーカーホン関西とセルラーです。日本の西側がセルラーで東側がツーカーといった構図があったと思います。NTT ドコモは全国的にありましたがそれ以外は各地域によって違っていました。関西地区はIDOがなく、存在も知らない人が大半でした。一部知っている人でもイドウではなく アイディーオー と発音していたと思います。また他の地域ではまた違ったキャリアがきっとあったのでしょう。
そんな時代に先ほど言ったデジタルホンから DP 211という革新的な携帯電話が発売されたのです。ぱっと見は今のスマホのように物理ボタンがなく全てが画面で構成された携帯電話でした。かなり変わった携帯電話で一部の人しか持っていませんでしたが、私も当時使用していました。(もしかしたらDP212だったかも?)携帯電話というより電子辞書に近かったかと思います。電子辞書が電話やメールも出来ますよ!というような携帯電話でした。全てがタッチパネルなので、小さなタッチペンが付属していたと思います。
これはタッチペンというよりもただの細い棒と言った方がいいかもしれませんが、とにかく当時のタッチペンというのは細い棒と言い換えてもいいぐらいのものでしかなかったと思います。画面が圧力を感知するタイプだったので圧力を加えられるようなものであればタッチペンとして機能するのでした。
つまり爪楊枝でも代用は効きます。画面が静電気を検知するような仕組みになるまではそんなペンが主流でした。画面が静電感知するタイプになると導電型のタッチペンが出てきたと思います。
電気をよく通すような素材で画面が反応するという仕組みですがこれも実質的には指で操作するのとそれほど大きな違いはなかったです。指も電気を通しますからね、だからスマホが反応するわけです。
スマートフォンが世の中に登場してからしばらくの間タッチペンは導電タイプだったんじゃないでしょうか?ペン先もある程度の面積を接地させないと反応しづらかったということもあり使い勝手は良くなかったと思います。余談ですがスマートフォンが世に出た時、バッテリーはすぐなくなるし、画面の反応は悪いし、ということで物理キーボードがあるスマートフォンがあったんです。私はそれが欲しかったんですが人気があった為なかなか手に入りませんでした。ですから同じタイプの物理キーボードなしを使っていました。当時は予備バッテリーを持つなんていうのは当たり前のようにやっていたと思います。しかし当時からiPhoneは画面の反応もとても良く優秀でしたよ!
タッチペンが飛躍的に進化したなぁと思えたのは、タッチペン自身が電気を発生させるタイプになってからでしょう。このタイプが主流かと言えばどうなんでしょうか?用途は色々ありますからなんとも言えませんが、より細かい作業やスピーディーで正確さを求める人にはバッテリー搭載の電気を発生するタイプ一択になりそうですね。
それからより精度の高い、特定の端末にしか反応しないタイプや、ペンの傾きを検知するタイプ等色々なタイプが世に出てきました。
いつの時代もそうですが、昔を振り返った時に進化を肌で感じますが、これからどうなるか?はあまり突っ込んで考えないんじゃないでしょうか?これらの携帯端末やタッチペンはこれからも考えられないくらいの進化を遂げるのかもしれませんね!
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