ディスプレイポート端子が抜けない!?ここを確認してみよう!
ディスプレイポート端子の仕組み
ディスプレイポートケーブルは略してDPケーブルと書いたりします。このDPケーブルですが、PCとモニターを繋ぐケーブルで映像だけでなく音声もこのケーブルだけでデータ転送が可能なケーブルです。
と言ってもHDMIケーブルにしても同じで映像及び音声を転送が可能です。今では当たり前の事ですね?
この2種類は形も似ていますが、端子部分の形状を良く見てください。上記の画像で言えば金色の部分になります。違いがわかると思います。現在ではこの2種類が主流でいずれも映像と音声をこのケーブルだけで転送が出来るケーブルになります。
以前PCケーブルといったら映像のみを転送するケーブルで音声は別途ケーブルを繋ぐ必要がありました。VGAやDVIと言いますが、まだ一部VGAやDVIがあるので簡単に説明します。
以下画像のような見た目をしています。
PCケーブルと言えば上記のようなものですが、一番新しいDPケーブルだけはPCから差し替えようとしても抜けない!?なんて事を聞いたりします。無理やり引っ張ったら端子先端がPCに刺さったままで端子が引っこ抜けた!?なんて事もあるようです。
これは今までのVGAやDVIでは聞かない事でしたよね?
VGAやDVIは端子を見ただけですぐわかると思います。両端に抜け防止のネジがあります。PCにはめる時も抜けないようにネジを締めると思うので、抜く時もネジを緩めます。
しかしDPケーブルにはそんなネジはありません。HDMIケーブルではそんな事聞かないのです。DPケーブルのみに発生する現象の様です。何故なんでしょうか?
実はDPケーブルの端子部分には抜け防止のラッチ(ノッチとも表現されています)があるタイプが存在します。
以下ラッチの画像
端子先端に小さな突起物があるのが見えると思います。差し込むときはすんなり入りますが、そのままでは抜けなくなるワンウェイ構造になっています。抜くためには突起物を引っ込めなくてはなりません。端子部分にボタンが見えると思いますが、そのボタンを押すと突起が引っ込む構造になっているのですね。
これに気付かない人が多いようで、抜けない問題が発生するわけです。無理やり抜くと端子が壊れたりします。
最悪のパターンは高価なグラフィックボードが壊れてしまう事があるみたいです。これだけは避けたいですよね?
何故ディスプレイポートのみ抜け防止があるのか?
DPケーブル端子はHDMIケーブル端子と見た目上の大きな違いは無いように思います。なぜHDMIには抜け防止はなくてDP端子にはあるのか?
色々と調べてみると、どうやらそれぞれのケーブルの誕生した経緯が関係しているようなのです。
そもそもHDMIは家庭用映像機器のインターフェイスとして開発された経緯があります。テレビやビデオデッキでしょうか。それに対しディスプレイポートははじめからPC用インターフェイスとして開発されたとの事なんです。
だからなんなんだ?という声が聞こえそうですが、考え方としては家庭用映像機器は頻繁に抜き差しするだろうという事で「抜けなければ困る」といった考え方が根底にあるようです。ではPC用途のディスプレイポートはというと「抜けると困る」といった考えが根底にあります。
だからディスプレイポートには抜け防止のラッチがあるのだとの事。
ん~わかる様なわからない様な…
家庭用映像機器と言えばDVDプレイヤー等でしょうか?あとはプレイステーション等のゲーム機も含まれるでしょうね?
でもどうなんでしょうか?私もゲーム機は持っていますが、ケーブルはテレビにつけっぱなしです。ほとんどの人がそうじゃないでしょうかね?
意外にもそんな事か?と思いました。そもそもどんなものでも抜けては困るのではないか?と突っ込みたくなりますね?
しかしここは一旦冷静になって考えてみましょう。
そもそも抜け防止のロック機構はいるのだろうか?
私はVGAやDVI端子の頃からそうですが、はじめから抜くことを考えてネジをしっかり締める事はしていませんでした。
なんなら一切ネジを締めずにはめるだけで使っていた事もあるくらいです。それで勝手に抜けてしまったなんて事は一度もありません。万が一ケーブルを引っ掛けてしまった時を考えてもロックされていたらモニターが倒れてしまう恐れがあるのではないでしょうか?この場合でも簡単に抜けた方が都合が良いのでは?
一旦モニターから映像が消えるだけで再度接続したらほとんどが問題ない状態になると思います。
もちろん中には、それでは困るという人たちもいる事でしょう。ですからHDMIでもロック機構があるタイプが存在するそうですね?見たことはありませんが。
過去にロック機構が必要なのか?について書いていますのでよければそちらも見てみてください。
こだわっている人であれば自分で選択したら良いですが、問題なのがあまりこだわりもなく深い知識を持ち合わせていない大多数の一般のユーザーだと思います。
抜こうと思っても抜けない、結果壊してしまうといった事を起こさない為にもディスプレイポートはロック機構無しのタイプをおすすめいたします。
ロック機構が無くて困る事はほぼないと思います。
ディスプレイポートケーブルにはロック機構があるタイプと無いタイプがあります。もし選ぶ時はロック機構の有る無しに注目して自分にあったケーブルを選んでみてください。
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商品紹介
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