フレームレートは高いほど良いのか?視覚効果とそのリアリティー!
最適なフレームレートについて!
映像のフレームレートは高いほど良いのか?ということについて考えてみたいと思います。
人にとって最適なフレームレートなんていうものは存在するのでしょうか?
少し映画を例にとってみたいと思います。 2022年12月16日に公開される映画アバター: ウェイ・オブ・ウォーター ですが私は非常に注目しています。
公開されたら映画館で見に行こうと思っています。この作品はアバターでは2作目になりますが、第一作でも CG のクオリティという意味では非常に世界を驚かせた作品だったと思います。今回第2作目ということで作品のクオリティも上がってると思われます。
特に映画の内容について魅力を感じているというわけでもないのですが、このアバターの映像を作り出している映像エンジンに非常に興味を持っておりまして、そういった理由でこの映画に注目しているわけです。
またその映像エンジン、ゲームエンジンとも言いますがそれについてはまた別のブログで触れたいと思います。
今回はこのアバターに限らずですが映像のフレームレートについて映画を元に考えてみようと思っています。
まずフレームレートについては特に説明の必要はないと思いますが、よくわからない人はフレームレートに触れている Wikipedia を参照してみてください。
このフレームレートですがゲームなどでよく使われるリフレッシュレートと意味はほぼ同じものだと思っていいと思います。厳密に言えば違いはあるのですが、ここでは細かくは触れません。
フレームレートが高いとか低いとか言ってもまず基準となるものがあって初めて比べられると思います。一番身近なものがテレビかなと思います。一般的なテレビ放送ではフレームレートは30 FPS と言われています。この30 FPS とは一秒間に静止画が30枚使われているということになりますね。
では一般的な PC のディスプレイはどうでしょうか? PC ディスプレイは60 FPS が標準だと思います。 PC のディスプレイのことを説明するにはリフレッシュレートと言った方が正確かもしれませんがそこはスルーしてください…
PC のゲームの世界になると144FPSとか240 FPS というのもあります。
これでなんとなくの基準はできたかと思いますが、皆さんはよく見る映画に関してはどうでしょうか?
実は映画のフレームレートなんですが一部の作品を除き今でも24 FPS がメインで使われているそうです。この低いフレームレート、一体なぜなんでしょうか?
理由は色々あると言われていますが映画がフィルムだった時代、フレームレートを上げるということはそれだけフィルムの数を増やさなければならずフィルムの長さも長くなったり様々なコストが跳ね上がってしまうという理由が一つ考えられます。
しかし現代では物理的なフィルムを使用していることはほとんどなく、にもかかわらずフレームレートは低いままのものがほとんどという状態です。
後は映画館側の機材関係が対応していないという理由もあるかもしれません。近代になり高いフレームレートの作品はいくつかあるようですがそのスペックで上映ができるところがほとんどないというのが現状らしいです。
しかし最大の理由は24 FPS が映画には一番適しているだろうという考えがあるようなんです。実際高いフレームレートで映画を見てみるとどこか現実感がありすぎると言いますか映画っぽくないと言いますか表現は難しいですが、比較的低いフレームレートを使うとあの映画独自の幻想的な感じといいますかまさに映画という映像に見えるようなんです。映画ってどこか異世界の話であってあまりにも現実感が強すぎると没入感がなくなるのかもしれませんね?フレームレートの話とは少し違いますが映画って映像的に少しフィルターをかけているような映像にするんですよね?そのフィルターを取ると同じような理由で現実的に写りすぎると言いますか、家庭用のビデオカメラで撮った映像と言いますかどこかそんな安っぽさのような映像に感じてしまうものです。
つまり映画に関しては最適なフレームレートは24 FPS ということになるようですね!
こういったことが視覚効果であり、ものによってフレームレートが高ければ良いというわけではない一つの例だと思います。
神格化しているリフレッシュレート!
世の中にはこれって果たして意味があるのかなぁ?というようなこともいくつかありますよね?
例えばデジタルカメラですが1000万画素や2000万画素といったカメラも普通にありますよね? しかしそのカメラで撮った写真ですが印刷するならまだしも PC 上で見るにはその画素数は意味があるのか?と言われると微妙なところです。 PC の画面では表現できる画素数が限られているので高い画像のデータを移してもあまり意味はないとも言えます。厳密に言えば全くないわけではないでしょうが。
もう一つテレビ放送でも同じような事が言えると思います。4K放送なんていうものも多くなりました。コンテンツが4Kなんですが見ているテレビが4Kに対応していないなんてこともよくあります。それどころかそういうケースのが多いんじゃないでしょうか?これも意味がないなあなんて思うことのひとつですね?でもこれも全く意味がないと言えばそうではないようなんです。難しいですねぇ
車で例えてみましょう。高速道路を100 km で走行するとします。限界が100 km しか出ない車と300 km まで余裕で出る車で走り比べてみます。両方とも100 km は出るので高速道路を100 km で走行できますが当然違いが出ますね?一方ではいつ爆発するかわからないような限界走行、一方では非常に余裕を持った快適な走行なのは予想できますよね? 今までいっけん意味のなさそうな話ですがこの車の例えのように全く意味がないなんてことはないのかなと思ったりもします。
ゲームなどではリフレッシュレートにこだわる方が多いと思います。確かにリフレッシュレートは高い方が映像も滑らかですしゲーム的に有利に運べたり目が疲れにくかったりとメリットが多いと思います。実際にリフレッシュレートが60hz から144hz に変えると違いは体感できると思います。しかし144ヘルツから240ヘルツへの変更はなんとなく良くなったような感じくらいしか分からないような気がします。実際にスピードが上がってるので良くなっているには違いないのでしょうが、どこまで体感できるかと言われれば正直なところよくわからないと思う人が多いと思います。
ちなみにリフレッシュレートを上げる事による弊害みたいな事も一部あるようです。諸刃の剣的な感じでしょうか?それについて触れているブログもありますので参照してください。
リフレッシュレートを上げる事による弊害
リフレッシュレートに対して宗教的なと言いますかどこか神格化しているような風潮がなきしもあらずと思うことがあります。
私はバンドでギターを弾きますが、ギターにはワイヤレスシステムと言ってギターとアンプをケーブルで繋がずワイヤレスで信号を飛ばすシステムがあるんですね?
ギター の信号はアナログ信号でワイヤレスシステムを通す時にデジタル信号に変換されるんです。そしてその信号がアンプに届き再度アナログ信号に戻し音として出力される、といった流れで音がでるんですね!
ですからワイヤレスシステムを使う時と使わない時で出音にわずかにタイムラグが発生するんです。しかしそのタイムラグははっきり言って人間が感知できるレベルの差ではありません。しかし昔はワイヤレスを使うとタイムラグがあって嫌だと言う人が結構多かったんです。ギターの世界ではこのようにどこか宗教じみたと言いますか神格化しているような事って結構多いんですよね?
例えばギターアンプは真空管アンプに限る!なんて事を昔は本当によく言われたものです。真空管アンプはトランジスタアンプに比べ迫力があり良い音が出ると言うんですね!さすがに現代ではあまりそういったことは言われなくなりましたが、昔は真空管信者なんて言われる人も結構いました。しかしブラインドテストと言ってどんなアンプで弾いているか見えない状態で聞き分けができるかと言われればほとんどのケースでできないなんてこともよくあります。つまり機材やシステム にいいものを使っているという満足感で色々な物がよく感じているという場合が多いのでしょう。
映像のリフレッシュレートなどももしかしたらそんな類の一種なのかもしれないななんて考えてみました。
結局気持ちの問題!?
結局のところ気持ちの問題なんて言ったら身も蓋もないんですが、人間というのはそういったことが大いにあるんだと思います。
ちなみに言っておくとリフレッシュレートに関して60ヘルツから144ヘルツの違いというのは確かに明確に感じます。しかし知らない間に誰かに60hz に戻されていたとしてもそれほど気づかないような気がするんですよねぇ?二つのモニターで見比べた時にはっきり分かると思いますが、先ほどのブラインドテストではないですが黙ってスピードを変更されてたら自分は気づかないかもなぁなんて思ったりもします。
しかしこの気持ちの問題、いいんじゃないでしょうか!自分はハイスペックな環境でゲームをしているだとかギターを プレイしているその満足感が自分の実力を引き出すかもしれませんし高揚感があるじゃないですか!これって人間にとって結構重要なんだと思いますよ!
ただし冒頭の映画のフレームレートの話ではないですが全てにおいてハイスペックなものが自分にとって良いのかどうかはまた別の問題ということでしょう。良くも悪くも自分にとって満足ができるもの、納得ができる環境が一番いいのかもしれませんね!
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