まずはお金を使う事に関して

お金とどううまく付き合っていくか？

お金の事を学ぶとは、お金に不自由なく暮らすためにはどうしたらよいのか？と定義したいと思います。たくさんお金を持っていたからといって幸せとは限りませんが幸せを得るためにはお金は必要です。

お金の学びには段階があるんですねぇ。

幸せになるためにお金は必要だと言うならば、なるべく多い方が良いわけです。ではお金を増やすためにはどうしたらよいのか？と考えたくなりますね？

しかしその前にやることがあります。

たくさんのお金を得ようとしたら皆さんどうしますか？お金を貯めるという選択でしょうか？

もちろんそれもありますが、多くのお金を得ようとしたらお金は増やさなければなりません。

増やすにはどうしたらよいのか？色々な手段があります。しかしものには順序があります。私の経験も交えつつ話していけたらなと思います。

1. 使う事
2. 貯める事
3. 増やす事
4. 守る事
5. そして使う事

まず何より お金を使うことを学ぶ必要があると思います。

お金を使うだけであれば子供でも出来る事ですが、改めてお金を使うという事を考え直してみる。様々な角度から見つめ直すということが必要です。

最終的にはたくさんのお金を得たいわけですから、なるべく使わなければよいのじゃないかと思うかもしれません。しかしお金持ちだからと言って幸せかというとそれは別物です。目的としてはお金持ちになりたいのではなく幸せになりたいという事です。幸せになるためにはある程度お金を使っていくことも大事なことです。我慢に我慢を重ねてお金を貯めても果たして幸せと言えるでしょうか？

私の身近にもストイックなほどお金を使わない人がいます。もちろんお金は貯まりますが、果たしてどうなんでしょうか？これは私の想像ですがそういう人はお金を貯めるだけ貯めるかもしれませんが一生使うことはないんじゃないでしょうか？常に何かあった時のためにと言ったりします。もちろん何かトラブルが起きた時にはよかったと思うでしょうが、そのために様々な我慢をするわけです。あまり幸せとは言えないんじゃないでしょうか？

お金を使う力も実は能力の一つなんですねぇ。もちろん上手に使う力ですよ！

お金を上手に使う力を学ぶには？

まずお金を使うということを改めて考えてみましょう！

ほとんどの人はお金を使う事はお金が減ると考えると思います。当たり前のことですがそれ以上の発想にはなかなかなりにくいです。お金を使う事はその分の対価を得る事と同義です。つまり考えるべきことは費用対効果ということになります。使い方が上手な人は常にこの費用対効果を意識しているはずです。

一つ例を挙げると、 ATMでお金を引き出す時、多くの場合手数料がかかります。節約上手な人はそんな手数料を払うのは馬鹿らしい、もったいないといいます。もちろん一理ありますし、正しいことだと思います。しかしお金を使う=お金が減るだけの考えしかないとそれ以上の考えには及びません。確かに時間をかけ遠い所まで行き手数料がかからずお金をおろすことはできるでしょう。しかし手数料分のお金を払い時間を買っているという考えにはなりませんか？その手数料を払う対価が時間を得ることになります。この時間を買うという考え方が結構重要だと思います。時間はお金よりも何よりも大事な物という考えは知識として知っていても実感するには学びと経験が必要なんじゃないかなと思っています。

お金を使うことを3種類に分けるとしたら、消費、浪費、投資の3種類に分けられます。

それぞれの意味ですが消費は生活に必要なもの、浪費は必ずしも必要ではないもの、 投資は未来の自分のために使うもの。

私はお金を使う際この3種類を常に意識することを1年間みっちり続けた事があります。小さいメモ帳を常に持ち歩き何か買い物をしたら必ずそのメモ帳に消費なのか浪費なのか投資なのかを書くようにしました。もちろんレシートも常にもらい保管してました。

そうするとお金の使い方を自然と考えるようになります。果たしてこれは必要なことなのか？費用対効果として見合うものなのか？という具合です。決して浪費がいけないわけではないと思います。時には無駄遣いもいいんじゃないでしょうか？しかしこれは浪費なんだと自分に言い聞かせることです。

例としては食事です。食事は生活のために必要なことですから贅沢な食事でなければこれは消費と考えます。外食でも必要に応じて消費と考えることもあります。

浪費の考え方ですが、一番わかりやすいのが衝動買いでしょうか？しかし消費と浪費というのはなかなか区別が難しかったです。

なぜなら買い物をした瞬間はこれが消費なのか浪費なのかというのがなかなか判断つきません…考え方によっては趣味にお金を使うことも必要なことではないでしょうか？決して生活をするための必要最低限のお金だけが消費ではないと考えています。幸せな生活を送る上で趣味を充実させるというのも十分消費と考えて良いのではないでしょうか？これは人により考え方が分かれるところでしょう。

浪費というのは後からわかってくるものです。例えば衣服。必要なものとして買ったはいいが全く着る機会がないなんてこともありませんか？そうなると無駄な買い物をしてしまったなとなりこれは浪費になります。なかなか線引きが難しいところですね。

こういった考える経験を積んでお金の上手な使い方を学んでいくんだと思います。

投資ですが勉強のための書籍を買う、英会話を学ぶために塾に通う、健康を維持するためにスポーツクラブに通うなどでしょうか。これも考え方により分類は変わるかもしれません。 文字通り資産を築くための株式投資はもちろん投資ですね？ 投資も考えてみたら線引きが難しい区分かもしれません。なぜなら他人から見たら浪費に見えることも本人としては立派な投資の可能性もあるからです。 例えば高価な外食ばかりしたとしましょう、他人から見たらとても贅沢にみえ浪費に見えるかもしれません。しかし料理を学ぶという考えのもとであれば立派な投資にもなり得ます。なんでもそうですが良いものを経験して初めて物の価値がわかるというものです。食べ物の良し悪しを学ぶための先行投資とも言えなくもないです。

私はそれまで全く考えることもなかったですが、1年間続けてこの考え方が染み付いてきました。そうするとその後に続く貯める事、増やす事に繋がってくるんですね。

皆さんも興味があれば是非挑戦してみてください。

次は貯める事、増やす事について考えてみたいと思います。

それでは