エンジンのタイプはいろいろある

 

今回のエンジンのタイプとはシリンダー配列の種類についてです。

単気筒や4気筒、8気筒などピストンの数によっても種類分けは出来るのですが、気筒数が同じでも直列エンジン V 型エンジン水平対向エンジンといった種類があります。

 

直列エンジン

 

これは直列エンジンといってピストンが直列に並んでいます。並列ともいったりしますね。

 

V型エンジン

 

V型エンジンはこのような配列です。ピストンがVの字になっています。

 

水平対向エンジン

 

ピストンが対になっています。これが水平対向エンジンです。

 

 

それぞれメリット、デメリットがあり特徴があるのですがそこには触れません。

 

 

フェラーリとえばスーパーカーの代名詞みたいな存在ですが、エンジンはV型エンジンが多いんですね。

特に比較的近年のフェラーリV8エンジンはなんであんな音が出るんだろう？という様なF1のようなサウンドを出します。

 

しかし今回はフェラーリのV12エンジンについて語ってみたいと思います。

 

と言いますのもフェラーリのV12エンジンですが結構勘違いしている人が多いんじゃないかと思うのです。フェラーリV12エンジンでも一部の180度Vといわれるエンジンの事です。

 

フェラーリのV12を知っている人ならある程度車好きと思うのですが、何せフェラーリは高いですから、そうそう簡単に乗れる車じゃないですからねぇ。間近で見る機会もそうそうありません。かくいう私も乗ったこともなければ間近で見た事もありません。

しかし一つ言える事といえば、フェラーリではないがV12エンジンの車には乗っていた事はあります。世の中でV12エンジンを搭載している車はある程度限られてきますが、そこはあえて言わないでおきましょう！

 

とにかくV12エンジンていうのはお金がかかります。ちょうど直列6気筒エンジンが2つV型についていますから、補器類関係が2倍あったりします。お金持ちか、お金を車に注ぎ込める人じゃないとなかなか乗れないエンジンですねぇ。

 

そこでフェラーリの180度V12エンジンの事なんですが、冒頭で言ったV型エンジンだと思っていませんか？

 

え？違うの？V12って言ってるじゃん！と思った方、沢山いるんじゃないでしょうか？

 

実はフェラーリのV12エンジンはV型ではなく水平対向エンジンなんです。だって180度って言ってますからね！普通は60度くらいの角度が多いんですが。

正確に言うと水平対向と180度Vエンジンは少し違うのですが、構造はほとんど同じです。

 

 

水平対向型を180度Vと呼ぶフェラーリの考え方は遊び心？があって好きですけどね！