カクテルについて学んでみた

 

カクテルとは以下引用文です。

 

カクテル（英: cocktail）とは、ベース（基酒）となる酒に、他の酒またはジュースなどを混ぜて作るアルコール飲料のこと。混酒。ただし、アルコール分を含まないか、1%未満程度のノンアルコールカクテルもある。

 

と言うことでお酒のカクテルの事です。

ところでカクテル cocktail って書きますが、語源って考えたことありますか？

語源には諸説ありますが、その中でも個人的に一番しっくりくるなぁと思えたのが雄鶏の尻尾説です。なんでもカクテルに飾りの為だとか、アルコールが入ってる事を示す等の意味で雄鶏の羽を添えていたらしいんです。雄鶏の尻尾でcocktailですね！

 

私がカクテルについて学んで時期は20歳を過ぎたあたりだったと思います。ベースとなるお酒の種類を覚えたりだとかカクテルそのものの種類を覚えたりだとか作り方まで興味があったので本を買って読んでました。シェイカーを買って家で作るような事はしませんでしたが、バーにはよく通ってました。しかし私はお酒があまり飲めないんですけどねw
付き合い程度で少し飲むくらいで、量もあまり飲めません。家でほぼ飲まないです。

 

お酒を飲めない私がカクテルの事を学ぶようになったきっかけやカクテルのことについて少しお話をしようかなと思います。

 

 

二十歳を過ぎて堂々とお酒が飲めるようになった頃、バーなどに通って大人っぽくかっこよく決めたかったんだと思います。背伸びがしたかったんですね。

あとこれも大きな理由だったんですけども、通っていたバーにアルバイトの女の子がいたんです。バーテンダーを目指している学び始めの女性でした。その子はまだまだ修行の身でお客さんに自分の作ったカクテルを出せるような感じではなかったのですが、私がマスターとの顔なじみだったという事もあり、私にだけは作って出してもいいよという事になっていたようです。だから彼女は喜んでオリジナルのカクテルを出すは出すわw　こっちはお酒が飲めないっちゅうねん！とか思いながら結構嬉しかったような記憶があります。
多分お金は払ってなかったんじゃないかなあと思いますが。今でもカクテルの名前を覚えています。私をイメージして作ってくれたそうでピンクフラミンゴというカクテルです。綺麗なピンク色で少しシャーベット状のジュースのようなカクテルだったと思います。ピンクフラミンゴってフラミンゴは始めからピンクじゃないか！と心の中でツッコミをいれつつ美味しくいただきました。そんなこともありましてカクテルを学んでみたくなったわけです。その彼女とはそれ以上でもそれ以下でもなくただそんな付き合いでした。そんなやり取りが面白かったんですね。

 

カクテルの作り方も学んでみると非常に奥が深く結構のめり込んで色々と調べました。作り方もシェイクするだけでなく、ステアと言ってただかき混ぜるだけという作り方もあるんです。ステアで作る代表的なお酒としてはマティーニがあります。有名なお酒なので聞いた事はあるでしょう。バーテンダーはマティーニに始まりマティーニに終わると言われるほど基本中の基本の作り方で腕の差がモロに現れるらしいです。カクテルの王様と言われるお酒です。ジンとドライベルモットこの2種類だけを絶妙な割合でステアするだけというお酒です、そこにオリーブの実を添えて出来上がりです。飲む側にも相当なこだわりがあるらしくジンとベルモットの割合も人によって好みがあるそうです。究極はベルモットの瓶を見ながらジンをストレートで飲むというような話もあるぐらいで、もうそれはカクテルじゃないよなぁとか思いつつもいろんな飲み方があるんだなあと思いました。

後はリキュールの比重によってリキュール同士が混ざらないように模様を作ってみたりだとか、とにかく芸術性に富んでいるお酒なんです。きっとそういう芸術性に惹かれたんじゃないかなあと思います。

 

バーに足を運んでカクテルを飲まれる方はどれほどいるのでしょうか？カウンターに座りバーテンダーに堂々とマティーニと注文してみてください。バーテンダーも試されてると思い気合が入ることでしょう！皆さんも興味があればバーに行きマティーニを注文してみてはどうでしょう？