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100日間生きたワニについて

100日間生きたワニ公開!

 

撮影の流れ

 

100日間生きたワニの映画が2021年7月9日に公開されるそうです。このブログを執筆しているのがちょうど7月9日ですから本日公開されるということですね。

 

この100日間生きたワニですがそもそもは4コマ漫画だったそうでタイトルは100日後に死ぬワニでした。

一昨年から昨年にかけて Twitter を通じて話題になった漫画だそうです。Twitter をほとんどやらない私でも知っていましたので相当話題になったのだろうと思います。

 

ストーリーは100日後に死ぬのがわかっているワニが何気ない生活を毎日送るわけです。そうすると何気ない平凡な日常が非常に意味のあることに思えてくる事が重要なポイントなんでしょう。

その漫画が映画化されるということで色々物議を醸し出してるそうですね?

どうやら議論の中心はタイトルの変更にありそうです。議論というより批判が集中しているようです。

タイトルが100日間生きたワニに変更された訳です。

なんとなく批判の内容は想像できそうですよね?ちなみに私はこの作品を一切見ていませんので詳しい内容はわかりません。ですからストーリーの内容やタイトルの変更について批判をするつもりは一切ありません。

 

この映画の監督を務めるのはあの「カメラを止めるな」と同じ監督で上田慎一郎監督です。上田監督も批判に対してコメントをしているようです。特に死という表現を避けたわけでもなく大人の事情があるわけでもありませんというコメントを残しています。

このタイトル変更は上田監督がしたようなんです。作品を映像化するわけでその監督が上田監督ですから何らかの考えがあったのでしょう。実は漫画の作者のコメントも見たことがありまして、私の印象ですが公開された時点で作者自身の手から離れたものと考えているという印象を受けました。タイトル変更についてもどうのこうの言うつもりはないようですね。

 

色々な批判がありますが私はそれについてどうこう言いたいわけではありません。

100日後に死ぬワニのアイデアに注目したいと思います。

 

なるほど

 

元は4コマ漫画ですから、話が進む毎に死ぬまでのカウントダウンがあるようなんです。100日後に死ぬ事だけが決まっているんですね?そうやってみると何気ない日常に急に重要な意味が生れるわけです。

これはそのまま人間にも置き換えられそうだなと思うんですよね!人間はいつかは死ぬんですが、普段はそれを意識しません。きっと誰しも余命を宣告されたら何気ない日常の見え方が変わるでしょうね?

 

健康も同じです。健康を失った時に重要性に気付きます。身近にいる人もそうなんじゃないですか?普段は何とも思わないですが、いなくなって大切さに気付くんです。

100日後に死ぬワニはそこが重要なテーマなんでしょう。

 

原作の映像化について

 

フイルム

 

原作があって映画化するというのは良くある事です。

原作本を読んでいる人は映画化するとイメージと違うとか駄作だ!なんて事をいう人が多いですね?

それはある意味では仕方のない事だなと思います。本の世界は自分の頭の中で映像をイメージしますからね?それと違うのは当然の事です。何も予備知識が無い方が面白く見れたりするかもしれませんね?

 

私も原作本を読んで映画化された映像を何本も見ていますが、その中でもかなり出来が良く私のイメージにも非常に近かった作品があります。それが「ダヴィンチコード」です。

あの作品は配役もかなりイメージに近かったし映画としても素晴らしかったと思っています。興味があれば是非見てみてください。

 

 

原作の映画化について映画監督の立場としては少し違った作品にしたいと思う人が多い印象を受けます。何か自分の色を入れたいと思うんでしょうね?これはクリエーターならそう思うものなんじゃないでしょうか?それによって原作ファンから幻滅されるか絶賛されるかわかれるところでしょう。

 

原作者の考え方にもよるでしょう。

例えば沢山の映像化がされている有名な作家といえば東野圭吾でしょうか?私も好きで本は結構読んでます。執筆がはやい人で次々に作品をうみだす人ですよね?

そしてどの作品も展開がはやくテンポよく進んでいきます。

東野圭吾作品の中で好きな作品は何作かありますが、「どちらかが彼女を殺した」「ゲームの名は誘拐」この二つをあげます。

ゲームの名は誘拐は映画化されまして映画も見ました。タイトルは「game」でしたね。主演として仲間由紀恵、藤木直人でした。原作から少しだけ内容が変わっいて、私は少し違うなぁと思いましたね…

「どちらかが彼女を殺した」は映画化されていないと思いますが、されたら見てみたいです。

 

あの東野圭吾も言っていましたが、作品を世に送り出した瞬間に自分の手を離れたと思っていると言っていたと思います。つまり映画化するうえでストーリー変更とかは気にしないと伝えていたわけですが、本心はどうなんでしょうか?

 

もう一つ原作からの映画化について、聞いたことがある話ですが「ゲド戦記」です。原作者はアーシュラ・K・ル=グウィンで宮崎駿の「となりのトトロ」を見てこの人なら映像化を任せても良いと思ったそうです。アーシュラ・K・ル=グウィンはゲド戦記の映像化に相当なこだわりがあったのでしょう。結局監督を務めたのは宮崎駿の息子の宮崎悟朗監督で、出来上がった作品はかなり違うものになったようです。私は映画は見ていますが原作は知りません。原作を良く知っている人から話を聞くとかなりの駄作といいます。ゲド戦記とは似ても似つかないと…

 

私の映画ゲド戦記の印象ですが、あまり良いとは思えませんでした。あの作品は宮崎駿の「シュナの旅」を原案として作られたとの事らしいです。シュナの旅は原作を読んだ事はありますがゲド戦記はあまりよくなかったですねぇ…

 

原作本の映画化は何かと難しいって事でしょう。

 

疑問

 

今回の「100日間生きたワニ」ですが、「カメラを止めるな」の上田監督が務めた訳です。

カメラを止めるなは映画を見ました。あれは面白かったですね。かなりの低予算で映像も演技もかなりクオリティーは低いのですが、あそこまで面白く出来るんだと思いました。

「100日後に死ぬワニ」もある意味では同じ路線と感じます。今回の上田監督の作品はどうなるのでしょうか?

 

面白くなる重要な要素って何なんでしょうか?物事の本質を追求する事が何よりのコツなのかなと改めて思いました。

 

 

 

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