ケーブル長におけるデータ損失について
ケーブルが長いと外部からのノイズの影響を受けやすい?
ディスプレイポートケーブル等のPCケーブルは映像や音声等のデータを転送するわけですが金属のケーブルを通るのでケーブル長が長いほど抵抗を受けて損失してしまいます。それに外部からのノイズの影響を受けやすくなるともいわれています。
PCケーブルの長さの違いや外部ノイズからの影響は自分ではなかなかテスト出来ず体感として知っているわけではありませんが、ケーブルを使ってデータを送るって事ではギターでも同じ事が言えます。
私はギターを弾きますので、ギターケーブルによるデータの損失なら体感としてわかります。一概にPCケーブルと同じとは言えないと思いますが、参考になるかと思います。
データの損失を体感するとケーブルの重要性がわかる
ギターの世界でもケーブルを色々なところで使用します。ギターからアンプまで、場合によってはアンプからスピーカーでもケーブルを使います。音に色々な効果を加えるエフェクターという機材を使用したらギターとアンプの間にエフェクターが入りますのでケーブルの数、長さはさらに増します。
とにかくギタリストはケーブルに気を使う人種かもしれませんねぇ。
ギターから発せられる信号は微弱なものです。ですのでただ単にそのデータを送るだけのケーブルだと抵抗が多かったり外部からのノイズ(蛍光灯や電波等々)の影響をもろに受けてしまいアンプに到達するまでに劣化してしまいます。外部ノイズものった信号になりますのでアンプからはノイズがのったひどい音になってしまいます。そこでケーブルを抵抗の少ない材質にしたりとか、外部からのノイズを防止するシールド加工を施したりするんです。ですからギタリストはケーブルの事をシールドと呼んだりします。シールド加工してあるケーブルだから通称シールドです。
ちなみに私はいろいろなギターケーブルを持っていますが、アンプからスピーカーまでつなぐケーブルはシールド加工してありません。(アンプとスピーカーが別のセパレートタイプの場合)この理由はギターからの微弱信号をアンプで増幅するので強い信号になります。ですから外部にノイズがあっても無視出来るくらいの強い信号なのです。シールド加工はあっても良いのですが、その分コストがかかって価格が高くなるという理由だと思います。
ギターケーブルと一言でいっても色々なタイプがあり、価格も様々です。ケーブルのタイプによって低音が強調されたり逆に高音が強調されたりなど色々です。シールド加工もしっかりとしてあってプラグ部分も腐食防止で金メッキがしてある等、良い物は価格も比例して高くなります。
例えば好きなバンドのライブを見た事がある方は、こんな事思った事ありませんか?ギタリストが広いステージを縦横無尽に動き回っていてケーブルがつながってるとは思えないと!
そうなんです。あれはワイヤレスシステムといってギターの信号を電波で飛ばしているんですね!このワイヤレスシステムも今と昔で相当進化してるんですが、そこを話すと長くなるので話しませんが、一言でいえばギターの信号を劣化なくアンプまで飛ばせるって事です。
ここでまた論争が起きそうなんですが、ワイヤレスを使うとケーブルに比べ音が劣化するっていう人もいるんです。でもケーブルを通ると抵抗が少なからずありますが、ワイヤレスは電波で飛ばします。しかも今のシステムは一度デジタル信号に変換して飛ばし、再度アナログ信号に戻す工程があります。ですのでノイズの影響は受けにくいです。私もワイヤレスは使いますが、ケーブルと比べて音はよりクリアになる感じがします。高音がよりはっきりと出る感じです。音は相対的なものなので高音が強くなると低音が弱く聞こえます。だから人間の感覚としては音が細くなったと感じる人もいるんだと思います。これが劣化したんじゃないか?って話になるわけなんですが、そうではなくよりクリアに本来の音が出ているというのが正解の筈です。ただそれを嫌う人もいますのでワイヤレスシステムにはケーブルを使った時の様にわざと劣化させた音にするものまであるんです。ちなみに信号の劣化は高音の方が劣化しやすいです。
とこんな感じでケーブルの役割は重要なのです。
いままで話してきた事はそのままPCケーブルにあてはめて考えてもよさそうです。PCから出力される信号はどれくらいの出力があるのかよくわからないのですが、外部ノイズを無視出来るほどの出力があるとはとても思えません。しかもPCの裏側は電源ケーブルが沢山あってそもそもノイズを受けやすい場所にあります。
PCケーブルはどんな物を選ぶべきか?
何を求めるかによりますが、ただ映像が映れば良いのであれば価格もなるべく安いものが良いと思いますが、映像データ、音声データ、フレームレート等の信号を可能な限り劣化なく再現させたいのであればケーブルにはこだわるべきだと思います。
まず長さですがなるべく短い方がデータの劣化は抑えられます。ですからPCからモニターまでの距離を考え最低限にした方が良いでしょう。ただモニターを動かす事もあるでしょうから多少の余裕は考えたほうが良いです。
PCケーブルは普通はシールド加工されていると思うのであまり考える必要はないと思います。端子接合部の金メッキ加工ですが、あればあった方が良いですが信号の劣化とは直接関係はありません。金属の腐食防止で接触不良を無くすための加工です。
それよりもPCケーブルは端子部のチップが重要な意味を持つと思います。これは劣化うんぬんではないのですが、ケーブルの基本性能になります。端子にはバージョンがありディスプレイポートでいえばDP1.2やDP1.4など、HDMIでいえば2.0等の番号がありバージョンを表しています。基本的に数字が大きければ新しいバージョンという事で、より大容量のデータを高速で転送出来る性能があるという事です。ですから基本性能であるバージョンが自分の求める性能を満たしているかを考え、長さは極力短いものにするというのがいいんじゃないでしょうか?
端子バージョンによる性能の違いはまたの機会にしますが、より新しいバージョンを選んでおいた方が間違いはないと思います。
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商品紹介
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