リフレッシュレートについて考える
いったいリフレッシュレートって何なのか?
そもそも動画ってなんで動いて見えるんでしょうか?これはアニメーションやゲームなどだけではなくビデオカメラで撮った映像も含めた話です。
動画ってパラパラ漫画のように静止画を連続して見せる事で動いて見える訳ですが、実生活の中でそれを体感できることがあります。私はバンドをやるのですがライブハウスのステージに立つことがあります。ライブハウスって光のマジックと言いますか照明の効果ってものすごく大きいんです。照明があるだけでパフォーマンスが5割増しでよく見えるんじゃないかな?って思うほどです。そんなライブハウスで皆さんパラパラ漫画的な状況を経験したことはありませんか?観客としてステージを見ている時にです。照明の手法でストロボっていうものがあるんです。ライブハウスって明かりを消すと本当に真っ暗なんですが、そこにカメラのストロボのようにステージ上に一瞬光を放つんです。そうするとステージの状況がパラパラ漫画の静止画のように切り取られて観客には見えるわけです。そのストロボを連続して照射するとパラパラ漫画のようなカクカクした映像に見えます。ライブのパフォーマンスとしてはなかなか効果的な演出だと思います。
このストロボの間隔をどんどん短くしていくと映像は滑らかになっていくわけです。
ちょっと余談ですが、人間は目で見た映像を脳で処理するんですが、PCと同じでスピードに限界がある筈なんですよ。サブリミナル効果って聞いた事ありませんか?
映像の中に人間が認識出来ない短い時間に別の静止画を挿入して潜在意識の中にすり込む手法です。有名な話では、ある映画館で映画を上映してその映像の中にコカ・コーラの静止画を認識できないくらいの間隔で連続で映しだしたところ、コーラの売り上げが倍増したとか。人はコーラの映像を見たと認識はしてないですが潜在意識の中に刷り込まれているって事ですねぇ…洗脳にも使えそうな手法です。だから法律なのか何なのかわかりませんが現在は禁止されているのだとか。
話をそれましたが、動画は上記の様な方法で動いて見えるわけです。
ここでリフレッシュレートの本題に入るわけですが、静止画をどれだけの間隔で映しだす事が出来るかが、リフレッシュレートだと思ってください。静止画のリフレッシュがどれだけのレート、つまり間隔で映しだすかって事です。
レートが高ければより映像が滑らかになるのは解りました。ここでPCやテレビについて考えてみましょう。家庭にあるテレビはフルHDとか4Kとか、解像度に関しては良く語られます。解像度に関してのブログは別途ありますのでそちらを参照してみてください。
https://seekera.net/dpcable/1665/
リフレッシュレートについて掘り下げる
ではリフレッシュレートはどうなのか?一般にテレビのリフレッシュレートは60Hzです。60Hzとは1秒間に60回静止画がリフレッシュされる事を意味します。PCのモニターも一般的な物は60Hzが大半だと思います。ここで映しだす側のリフレッシュレートとは別に、映像側にも似たような概念があってフレームレートといいます。fpsなんて表記されます。(ゲームのFPSはファーストパーソンシューティングなので別です)フレームレートもリフレッシュレートと考え方は同じです。
例えば一般に映画なんかは24fpsが普通の様です。1秒間に24コマあるって事ですね!最近は60fpsで撮られた物があったりするようです。でも一部のコンテンツはフレームレートがとても高いものがあります。代表されるコンテンツはゲームではないでしょうか?例えば家庭用ゲーム機でプレイステーションがありますが、家庭用だけあってPs4なんかは60fpsを想定して作られているらしいです。Ps4Proはもっと高いフレームレートでも表示が可能と聞いたことがあります。
でも注目して欲しいのはPC向けのゲームについてです。PCゲームってハイスペックなものがとても多いようなんです。それはPCって独自でチューナップしたらスペックをどんどん上げる事も可能だし、それに対応したモニターも色々あります。
PCモニターで言えば144Hz対応とか240Hzまで対応とかいろいろ出てきてます。テレビと比べると全然違いますよね?そういった事からPs4ProやおそらくPs5をPCモニターに接続して十二分に性能を発揮して楽しんでる人もいると思います。ハイリフレッシュレート対応のモニターで映像を見るとものすごく滑らかで、その滑らかさをヌルヌルなんて言葉で表現されます。
一度フレームレート及びリフレッシュレートの違いを実際の映像を見て体感してもらった方がいいでしょう。
こちらです。
見る人の環境によって最大のリフレッシュレートが違うと思いますが、レートが段階的に表示されそれぞれの動きの違いを見る事が出来る筈です。
私のモニターは240Hz対応なので最大レートが240Hzで表示されています。ムービーをみると良くわかりますが一番下の60Hzと比べると滑らかさが全然違います。60Hzだけしか見ていないとあまり感じなかったかもしれませんが、240Hzと比べるとカクカクしています。この画像だとわかりにくいですが、UFOが左から右に移動してるのですが60fpsは少し遅れてついてくるように見えます。これはなにも映像コンテンツに限った話ではなく、画面上のポインタの動きなんかも滑らかに感じられます。
イメージ画像ですが、左半分がレートが低い映像で右側がレートが高い映像です。
ゲーマーがリフレッシュレートにこだわるのはこういった理由からです。(もちろん色んな概念があって反応速度等々こだわりポイントは沢山ありますが)
一般にゲームのFPSやレースゲーム等の動きの激しい映像は144Hzで表示出来ると良いといわれています。確かに60Hzから144Hzに切り替えると滑らかさを実感できると思います。もちろんそれ以上の240Hzのがいいのでしょうが、144Hzから240Hzへの変化はそれほど大きくは感じません。
人間の目の話になるのですが、どうやら人間の目は30Hz程しか認識が出来ないって話もあります。しかし明らかに60Hzと144Hzでは違いを感じますし何か色々な要素が絡んでるのかもしれませんが、より高いレートを再現出来る環境を手にしていた方が良いだろうとはいえます。これはPCとモニターの性能に依存するのですが、それを発揮する為にはモニターケーブルを軽視するわけにはいきません。大容量データをより速く転送出来るケーブルを選ぶ事が環境作りの一歩と言えるかもしれません。
SeekEra DisplayPort ディスプレイポート ケーブル DP1.4 DPケーブル フルHD/240Hz 4K/144Hz 8K/60Hz 1.8m
商品紹介
SeekEra DisplayPort ディスプレイポート ケーブル DP1.4 DPケーブル フルHD/240Hz 4K/144Hz 8K/60Hz 0.8m
商品紹介
関連情報
デジタル周辺機器|SeekEra(シークエラ)公式サイト
デジタル周辺機器ブランド【SeekEra】では、繊細なタッチやディテールにこだわる
イラストレーターにおすすめのiPad専用高性能タッチペンや、高解像度と高い
リフレッシュレートを安定して転送出来るディスプレイポートケーブルなど、
デザイン性と機能性を両立した、コストパフォーマンスの高いプロダクトを
提供いたします。
屋号 | アクトラクトjp |
---|---|
住所 |
〒470-1111 愛知県豊明市大久伝町南12-7 |
営業時間 | 10-17時 |
定休日 | 土・日・祝日 |
代表者名 | 新川 誠(シンカワ マコト) |
info@seekera.net |