技術の進化！？これ以上進化するのか？？

物事の進化に関して今まで色々とブログで書いてきました。

進化のスピードはどんどん速くなってきています。少々アバウトな話ではありますが、少し昔に10年かかって進化したのが今では1年で同じくらいの進化をすると言われています。その進化のスピードが加速しているんですねぇ。凄い事です。

進化といっても生物学的な進化もあれば、技術的な進化もあります。今回は技術的な進化の話ですね！

例えば皆さんはムーアの法則って知っていますか？

一言で言えば集積回路の進化についてになります。2年で性能が2倍になるって事らしいです。

ムーアの法則

このムーアの法則ですが、近年では終焉を迎えたのでは？と言われたりしているようです。

私も感覚的にムーアの法則どおりになっていないような気がしていました。ひと昔前までは確かにムーアの法則どおりに進化してきたように思います。現在では色々な進化が頭打ちになっている気が個人的にはしています。技術だけを考えれば今でもどんどん進化していると思うのですが、コストも抑えられないと一般には広まらないです。

例えば身近な機器でiPhoneはどうでしょうか？

皆さんはどう思いますか？

初期型のiPhoneが発売されてからの進化は凄く感じたと思うのですが、最近はどうでしょうか？

私の感覚ではiPhone Xくらいで進化は横ばいになっているような気がしています。私はiPhoneを使っていないので詳細はわからないのですが、個人的な感覚でいえばって事です。おそらく一般的な感覚もそうじゃないでしょうか？昔は画面を指でスクロール出来るだけでも驚いたものです。今ではカメラの基本的な性能も限界にきている様な気がしますしCPUや記憶容量も頭打ち感があると思います。もちろんコストを考えなければさらに性能は上げられるのでしょうが、はたして一般の人がそこまで必要でしょうか？

アクションカメラで有名なGoProも同じように思います。

今はGoPro11くらいまで発売されているようですが、基本的な性能でいえば7くらいで頭打ち感があるそうですね？これはGoProを良く使用する友人が言っていました。7くらいまでは手振れ機能等の基本性能がどんどん上がり機種を変更するたびに感動したそうですが、今ではあまり必要ではない機能が追加されたりとかして基本性能はあまりかわらないのだとか…

家庭用のゲーム機はどうでしょうか？例えばプレステーションです。

今はプレステーション5まであるわけですが4と5は大まかに言えばグラフィック性能が違うようですが、その恩恵を感じる為にはそれなりの環境を整えている限られた人なんじゃないでしょうか？私はプレステーション4を持っていますが5をあえて買おうとは思いません。買い替えようと思うとしたら5じゃないと出来ないゲームタイトルが出てきた時でしょうか？しかし性能的に5じゃないと動かせないゲームソフトって今のところあるんでしょうか？

もしそういったゲームタイトルが出てきたとしてもビジネス的な思惑からそうするだけで性能的には4でも十分なんじゃないでしょうかね？

ソニーもゲーム機を販売しないと利益につながらないので無理やり新たなゲーム機を作って販売している様な気がしてしまいます。プレイステーション4までの進化は凄く感じるのですが、やはり性能的には頭打ち感がどうしてもありますねぇ…

これはコストの問題もあると思いますが、これ以上の性能は販売しても広がりにくいって事なのかもしれません。テレビの4Kすら恩恵を十二分に感じられる人は一部じゃないでしょうかね？相当に画面が大きくないと4Kの恩恵は感じにくいでしょう。50型くらいの大画面だったら4Kもいいと思いますが、そこまで大きな画面でなければフルHDで十分な気がします。

8Kや16Kの技術は普通にあるでしょうが、一般のテレビではほぼないと思いますしね。

例を挙げればキリがないですが、ワイヤレス充電もその一つじゃないでしょうか？あまり普及はしていないと思います。でも技術は以前からありますよね？

技術は進化しても広まるかどうかは別の話なんだと思います。

最新技術が誕生して普及し一般化するまで

普及のS字曲線や技術進歩のS字カーブと言われる曲線があります。 

色々な説があるようですが、物事が世の中に普及する過程では、普及率が初期の導入期から約5%に達すると急激な進歩をたどりその後限界に近づき安定するといった曲線を描きます。

先ほど述べたような様々なデジタル機器はこのグラフで見ると後期の安定期に入っているんじゃないでしょうか？ ここからさらなる技術革新が始まり爆発的に進歩するには 世の中の根本的な常識や概念が変わる必要があるかもしれませんね？

ディスプレイケーブルと言えば PC とディスプレイをつなぐケーブルのことです。タイトルにあるようにディスプレイケーブルの未来を考えてみたわけですが、 今時代は有線ではなく無線接続がスタンダードになってきていますよね？ PC とディスプレイも技術的には何の問題もないはずです。しかし技術的に問題はなくても普及するかどうか別の話だと思います。

実際に PC とディスプレイをワイヤレスでつなげたらどうでしょうか？もちろん問題はないでしょうが必要性を感じるかと言うと疑問が残ります。わざわざディスプレイを持ち歩くようなこともしないでしょうし…今やスマホやタブレットがありますし、しっかりと棲み分けはできていると思います。先ほども述べたようにもしワイヤレス化するようなことがあればそれは世の中の概念が根本的に変わるときなんじゃないでしょうか？

例えば映像を2次元で表現するのではなく空間上にホログラムを使い映し出すようなことが常識となればどうでしょうか？ホログラムを映し出すにも出力する機器が必要だと思いますが部屋の四隅に設置するんでしょうか？当然位置などのチューニングが必要ですから必然的にワイヤレスになってくるでしょう。

今ディスプレイケーブルといえば、DisplayPort ケーブルかHDMI ケーブルの2択がほとんどだと思います。そして端子にも規格があるわけですがディスプレイポートケーブルで言えばバージョン1.2か1.4がほとんどではないでしょうか ？それ以上のバージョンもあるにはあるようですが現実的ではないと言うかほとんど必要ないレベルかと思います。あくまで今の段階ではということですが…

今後メタバースが普及するのかしないのか色々な話がされています。もしメタバースが普及したとしても当面は今の技術の延長線上にあると思います。 つまり二次元の中に擬似的な3 D を表現する方法が当面続くんじゃないでしょうか？簡単に言えばディスプレイに映し出すという今まで通りのことです。それを考えるとディスプレイケーブルの基本形態も当面は変わりそうにないなあと個人的には思っております。

ディスプレイケーブルが必要なくなる時代とは？それはホログラムのような空間上に物を映し出すことが当たり前の時代になった時かもしれませんね。