映像についての基本を改めて考えてみる!?
色の表現方法について!三原色とは?
色を構成する三原色の事を聞いた事はあると思います。
でも三原色といっても2種類あるんですね!
それは
色の三原色と光の三原色の2種類です!
どう違うんだろう?と思った人も多いんじゃないでしょうか?
○色の三原色
我々が画用紙に絵の具を使って絵を描くとします。パレットに絵の具を混ぜ合わせ、好みの色を作って絵を描きましたよね?
そう、パレットで絵の具を混ぜ合わせて出来る色は、色の三原色の法則に従っています。
正式には、CMYKと言ってシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、の4成分によって作られます。それぞれ色の成分の頭文字をとっていますが、ブラックはKと表現します。Bはブルーと混同を防ぐためと言われているようですが、諸説あるようです。
本来は、CMYの3成分で黒も混ぜ合わせればできるようですが、きれいな黒が出ないようなんです。ですからプリンターなどに採用されるインクは、純粋な黒を含めたCMYKの4成分になっているようですね。
色は全て混ぜると黒っぽくなりますね!
この色の3原色は皆さんも経験があるでしょうし、感覚的に理解はしやすいと思います。
では次の三原色は…?
○光の三原色
光の三原色はRGBです。レッド、グリーン、ブルーの三色です。光はこの三色を混ぜ合わせるとほとんどの色を表現出来るんです。
光は全て混ぜると白色になります。
PCのディスプレイやスマホ画面はこの光の三原色で色を表現しています。RGB各色の割合で色が決まります。
光の場合は混ぜても黒になりません。黒は光が無い状態だからです。だから黒は色ではない?って感じでしょうかね?
液晶ディスプレイの場合、パネルが黒く光を全て無くす事によって黒を表現しています。ただ光が出ないように隠すんですが、多少の漏れがどうしても出てしまう様で液晶で完全な黒を表現するのが苦手という理由がここにあります。
映像の美しさを決める解像度について
スマホのカメラが○万画素といった表現はよく目にしますよね?
例えば200万画素と1000万画素では後者の方がより綺麗に見えるのは皆さん知っての通りですが、これは半分あっていて半分間違っている事になります。
いったいどういう事なのか??
解像度を理解する為にまずピクセル(画素)について理解する必要があります。ピクセルとは画像を構成する最小単位です。画像データをどんどん拡大すると四角のピクセルが見える事があります。皆さんも見た事はあると思います。モザイクの様な感じですね?
このピクセル一つ一つが色や明るさの情報を持っていてそれらが組み合わさって画像が出来るわけです。
ここでしっかりと理解すべきなのが、ピクセルには決まった大きさが無いという事です。
あくまで画像を構成する最小単位であるというだけです。
ここで解像度の概念が出てくるんですが、解像度とは1インチの中にどれだけのピクセルが含まれているかの概念です。
つまり解像度をそのままに画像サイズを上げると画像は粗くなります。ピクセルが大きくなる事を意味します。
私は昔この理屈がいまいちよくわかりませんでした。冷静に考えれば結構単純ですがね…
フルハイビジョン(FHD)とは?
よく聞くフルハイビジョン(FHD)について考えてみようと思います。
フルHDは1920×1080と表記されます。縦横比でいうと16:9になりますがピクセルが横に1920個、縦に1080個あるパネルの事をフルHDといいます。
もうかなり以前になりますが世の中にフルHDが出てきた時はかなり綺麗に見えました。今でも十分綺麗なんですが、フルHDであればどれも同じように綺麗に見えるのか?というとそれは少し違います。
先程ピクセルには決まった大きさが無いと言いました。フルHDは1920×1080で約210万ピクセルあるというだけです。同じフルHDモニターでも色々なパネルサイズのモニターがありますよね?
それは19インチかもしれないし21インチかもしれない。またはそれ以上かも。
どれも同じフルHDです。
つまりピクセルの数は同じなんです。
綺麗なフルHDですが、モニターサイズが100インチだったらどうでしょうか?画像はかなり粗く感じる筈です。
では同じフルHDでスマホの画面だったら?ピクセルはより小さくなり細かくなります。
つまり画像の美しさに重要なのはピクセルの密度だったりします。
ですから、フルHDや4Kだからといって画像の綺麗さがそれだけで決まると言うわけではないですよね?
動画のなめらかさを決めるフレームレートについて!
次はフレームレートについて考えてみたいと思います。
動画と言うのは、静止画をパラパラ漫画のように映す事によって動いて見えます。
フレームレートとは、1秒間に何枚の静止画を切り替えるかと言うことになります。
単位はfpsで表します。映像に関しては、リフレッシュレートと言う概念もあり、似たような考え方なんですが、厳密に言えば違うものです。ですからここではリフレッシュレートとは必ずしも同一ではないと思ってください。
一般にテレビでは、30fpsが採用されています。私たちが一番なじみのあるフレームレートで一番自然に感じるようです。1秒間に30回静止画が切り替わると言う事ですね!
今はスマホやパソコンなどの動画は60fpsが主流ではないでしょうか?
テレビの2倍静止画が切り替わることになります。テレビよりもよりなめらかな映像に見えるはずです。
人間の視覚で捉えられるフレームレートには限界があるのですが、基本的にはフレームレートが高いほど、動画はきれいになめらかに見えます。しかしそれは動画がよりなめらかに見えるかどうかであり、最適かどうかはまた別の話になります。
と言うのも、テレビ以上に臨場感やなめらかさが求められそうな映画では、基本的には24fpsが採用されているからなんです。
なぜなんでしょうか?
一般にゲームではフレームレート(この場合はリフレッシュレートですが…)高い方が良いとされています。非常に滑らかな動きで“ヌルヌル”という表現をされますね!
しかし映画では未だに24fpsが基本です。なぜか映画ではこのフレームレートが自然に感じるんですねぇ…
映画に高いフレームレートを使うと現実感がありすぎるというか、ホームビデオのような感じと言うんでしょうか?そんな感じがするようなんです。
24fpsが一番適しているみたいですねぇ
フレームレートに触れているブログがありますので、そちらもよかったら参照してみてください。
フレームレートは高いほど良いのか?視覚効果とそのリアリティー!
動画や画像の美しさやなめらかさの基本的なことがわかったかと思います。
追求すると、なかなか奥が深い分野ではありますが、これから皆さんが商品を選ぶ考え方の基準になればいいなと思います。
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