半導体無しにはこの世の中は語れない！半導体に注目すると世界の未来がわかるかも！？

私たちは無意識のうちに半導体にとてもお世話になっています。

電子機器があればそこには半導体が組み込まれていると考えてほぼ間違いはないようです。

電子機器と言うとスマートフォンやパソコン等を思い浮かべると思いますが、半導体はもっと幅広い機器に組み込まれています。

電子機器というより産業機器と言った方が良いかもしれません。

産業機器と言えばどんな物があるでしょうか？

●テレビ

●デジタルカメラ

●ゲーム機器

●冷蔵庫

●炊飯器

●洗濯機

●自動車

●バイク

●エアコン

●照明機器

●給湯器

●トイレの便座

等々…

簡単に思いつくだけでもこれだけありますし、これだけでもほんの一部ですね！

このように一般家庭でも半導体が使われている物がたくさんあります。

エアコンで室内温度が自動で調整されたり、洗濯機でも洗い方をコントロールして軽い汚れから頑固な汚れまでキレイに落とせたり

なにげなく使用している家電も半導体のおかげで快適に過ごせている訳です。

また一般家庭だけでなく私たちが社会生活をおくる上で半導体はとても活躍していまして、半導体がなければまともな社会生活が送れないと言っても言い過ぎではないでしょう。

そもそも半導体って何？どんな役割があるの？

半導体とは電気を通したり通さなかったりする物です。この電気を通す通さないがコンピューターでいう「0」と「1」の組合せになるようで

それが様々な情報を扱う事が出来る理由のようです。

電気を通す導体と絶縁体の機能を備えているので半導体というみたいです。電気を使う機器であればかなりの確率で半導体が使われています。

半導体の歴史としてはトランジスタ→IC→大規模集積回路（LSI）と言ったように進化してきました。

半導体により様々な電子機器が制御されているわけです。

半導体が無くなるとどうなってしまうのか？

半導体が無くなるとまでは言わないまでも、不足したらどうなってしまうのか？

これは皆さん既に経験されているんじゃないでしょうか？

実際に2020年後半から世界で半導体不足になっています。ニュースで知っている方も多いと思います。

実際に半導体不足になり、様々な製品の生産が滞ってしまい消費者の手に届かないといった事象が発生していますね？

例えば半導体不足で給湯器が買えない事は経験された方も多いのではないでしょうか？自動車もそうですよね？自動車を制御する為の半導体が不足により車が作れなくなり

購入しても納車がなかなかされないという状態だそうです。新車がそのような状態なのでその煽りなのか中古車市場の値段が上がっていると聞いています。

そんな私たちにとって重要な半導体は何故不足してしまったのでしょうか？

半導体不足の理由は？

半導体が不足しだしたのは2020年後半頃です。ちょうどその頃は世界中がコロナ禍に見舞われだした時です。

コロナ禍を半導体不足に結び付けるのは簡単ですし、実際にその影響はあると思いますが、その要因はそれだけではないようなんですね。

米中貿易摩擦も理由の一つの様です。この貿易摩擦により中国からアメリカへの半導体輸出量が大幅に減少した事も要因の一つみたいです。

この貿易摩擦については深くは触れませんが、簡単にいうとアメリカから中国を追い出す動きって事になると思います。

一時ファーウェイの問題が話題になりましたが、それがキッカケだったような気がします。

米中貿易摩擦については別途調べてみてください。

中国は今や世界の工場と言われますから、中国から大量の半導体が入らなくなると世界は混乱するわけですね（では中国国内は不足に陥ってないのだろうか？という疑問はありますが）

つまり世界の半導体需要に供給が追い付いていないのが理由です。

さらに半導体の新たな需要（ビットコインのマイニング等も大きな理由ではないでしょうか？）の拡大や輸送コストの増大が理由として挙げられます。

そこに来てコロナ禍が拍車をかけたって感じだと思います。

今の世の中のカギを握る半導体ですが、この半導体に注目するとこれからの世界の動きが見えてくるかもしれません。

今後はメタバースが当たり前になるかもしれません。半導体に注目すると色々と見えてくるかもしれません。

半導体の省電力化と微細化について

半導体の歴史は省電力化と微細化です。

省電力化と微細化はイコールと言っても良いでしょう。半導体自体が小さくなれば当然使用する電力は少なくなります。製品の小型化と高性能化には半導体の省電力化と微細化が必要になります。

現在半導体の大きさの単位はナノメートルで表される大きさなのだそうです。どれぐらいの大きさなのかよく分かりませんがとにかくかなり小さいものだと言う事はわかります。

このように半導体の進化成長が世界の進化成長につながると言っても良さそうです。

半導体から考える世界経済の成長

2022年現在、世界の人口は約70億人と言われています。

日本の人口を考えると今後減少していく事は皆さんご存知でしょう。

ただ世界に目を向けると人口は増えていきます。2050年には約100億人ほどになるであろうと予想がされています。

人口の増減と言うのは予想とは言いますが、かなり確実性の高いものでありほぼ決定事項と言っても良いものでしょう。

そして注目すべきは世界の貧困層と言われる人たちが年々減ってきていると言うことです。

世界には様々な問題がありますが、かなり大きな視野で見ると世界はどんどん良くなってきているとも言えるわけです。

例えばアフリカです。皆さんアフリカと言うとどんなイメージを持っているでしょうか？

日本から遠い国々ですしあまりなじみのない人が多いかと思います。

しかしアフリカもまだ一部の国ではありますがとても都会的なところもあり私たちが思っている以上に栄えています。そして何より人口です。2022年現在は約12億人ほどと言われておりますが、近い将来倍増すると言われています。貧困層もどんどん減り我々が考えるごく普通の人々がものすごく増えると言われているのです。

つまり我々と同じようにスマホを使い冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、いわゆる普通の家電を普通に使うような人たちがものすごく増えるわけです。

アフリカの人たちは我々が経験してきた世界成長のスピードとは比べ物にならない位早く成長すると言われています。それをリープ・フロッグ（カエル跳び）と言いますが我々が経験してきた経済成長をすっ飛ばして一気にメタバースとかを普通に使いこなすような人たちになるようなものです。

半導体の話に戻りますが、つまり半導体の需要は今後も伸び続けると言うことになるかと思います。

あらゆるものが小型化しVRゴーグルなんかも普通のメガネと変わらないような状態になったとしたらメタバースはかなり身近なものになるのではないでしょうか？

メタバースが普及すればメタバースのコンテンツが充実してくることでしょう。

そうなれば半導体はもとよりゲームエンジンなどの需要、活躍の場もますます増えるんではないでしょうか？

今回は半導体を基本に世界を考えてみました！

皆さんはどう思われますか？