Artificial Intelligence 略してAI

 

 

AIについては度々ブログで触れるのですが、私たちが思っている以上に身近な存在になっています。

身近過ぎてAIだと気付いていない事も多々ある事でしょう。

 

東京オリンピックではAIがロボット実況をしています。予備知識がなければロボットがしゃべっていると思わない人も多いんじゃないでしょうか？

実際に見てみるとロボット実況は人の実況に比べると淡々としていてつまらないと感じる人もいるかもしれませんね。

ただ余計な解説がなく誰が得点しただとか、サーブ権が移動しただとか、どちらがリードしているか等、必要最低限の事しか言いませんが人によってはそちらの方が試合に集中できて好感がもてるといった人もいそうです。

 

ロボット実況を見た感想ですが、人の実況より少しタイムラグがあります。おそらくですが、AIが映像を分析して過去の実況データから最適な文言を選択してしゃべるといった流れと思われます。技術的には実際の人間が実況するように少し気の利いた言葉や冗談も言う事は可能だと思いますが、AIで必要以上にそれをやるとしらけるような気もしますねぇ…とくにオリンピックですしそのあたりは気を使う事でしょう。

 

こういった事を考えると、人間がやってきたことがどんどんAIに置き換わっていくんですね？

以前から言われていたことですが、近い将来アナウンサーは全てAIに置き換わる事もあり得ると思います。世の中にAIに置き換わる仕事ラインキングなんてものもありますので興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか？

 

AIに仕事を代替される職業

 

 

AIは思っている以上に私たち人間の事を理解している？

 

 

私たちは既にAIの存在も理解しているし、ある程度AIによって世の中が動いている事も理解しているでしょう。

しかしAIは思っている以上に私たち人間がどのように考え、どのように意思決定するかわかっているようです。

 

人間はロボットではないですから、全てが効率の良い選択や当たり前と思われる行動をするわけではないですよね？皆さんも経験がある筈です。それが人間ですから。

でもAIはそのあたりの人間の事情もお見通しで、ファジーという感覚を身につけているとさえ言えます。

 

人間は二つの内どちらかを選択する時、差が無いとなかなか選択出来ないモノなんです。

これは例え話でしょうが、お腹を空かした動物の目の前に2つの餌があるとします。見た目、臭いが全く同じであれば選択出来ずに飢え死にしてしまうなんて話もあります。

 

人間も動物ですから、同じようなモノです。選択する事は差を見つける事でもあります。

どうやらAIはこういった人間の性質を良く理解しているようです。私たちの好みをある程度理解している事はなんとなく肌で感じている事でしょうが、例えば行きたい旅行先ランキング等は1位から順番に好み順になっているかと思いきやそうではなく、人間がより選びやすいようなランキングを表示させる事をしているようです。つまり少し好みから外したランキングも混ぜる事でより選びやすくしているというのです。

 

スマホを普通に持っていますからGPS情報から私たちの行動パターンも驚くほど把握しています。案外人間の行動パターンって単純なのかもしれませんが…

グーグルマップを開くと自宅と職場って表示されませんか？登録した覚えもないのに…ほとんどの人がそうなんじゃないでしょうか？

一番長い事とどまっている所を自宅としているのか？次に長い場所を職場としているのか？またSNSからの情報を頼りに？

正確には解りませんが、AIとは切っても切り離せない時代なんです。

 

 

AIとどうやって付き合っていくか

 

 

今スマホは、ほぼすべての人が所有しています。お子さんをお持ちの方はスマホをどのタイミングで持たせるか悩むことでしょうが、遅かれ早かれ持つ事になるのですから早めに持たせてスマホとの付き合い方を教育していった方が良いのではないでしょうか？

その前に親である大人達もスマホとの付き合い方をもっと成熟させなければいけないと思います。スマホを持つという事は必然的にネットサービスを利用する事になります。つまりAIと付き合うと同義語とも言えるでしょう。

 

インターネット上のあらゆる情報を正しく理解する力をネットリテラシーと言いますが、私たちはまだまた未熟です。先程もいったようにスマホもAIによって自分好みにカスタマイズされていきます。自分が欲しい情報や好みそうな情報ばかりが表示されるようになります。それが世の中の情報だと勘違いしやすい環境が出来上がります。でもそれは非常に偏った自分専用の情報といった認識を持たないと偏った人間になってしまいます。

 

改めて言いますが、AIは人間が言う様な気の利いたブラックジョーク等もいったりしますし、オリンピックの実況ではないですが、人間がしゃべっているのとなんら変わらない芸当も出来ます。これにCG技術が加わったらどうでしょうか？どこかの有名人がコメントを残した動画でさえフェイクの可能性もありますし実際にインターネット上にはそういったフェイク動画もあるそうです。

 

荒れているネット掲示板で言い合いをしてる相手がAIだなんてことも！？暇つぶしの相手をするAIが現れてもおかしくありません。むしろ結構有益な方法かもしれませんね？

 

 

必要以上に恐れる必要はないと思いますが、ネット情報をふかく考える事もなく妄信して突っ走るような事があると危険だと思います。

頭の中でインターネット上と現実の切替をしっかりとした方がいいでしょう。

使い方次第ではネット及びAIは非常に有益だと思います。今一度立ち止まり見つめ直してみる事が重要かもしれません。