デジタル周辺機器!5.1ch!音の定位とは?
サウンドシステムについて
PC やテレビから音は普通に出てくるのですが、音のクオリティを追求しようとすると不十分な場合が多いです。
映像のクオリティには関心が行くのですが、音のクオリティの優先順位は映像より低いように思います。
それは何故なんでしょうか?
色々考えたのですが素晴らしい音響システムを体験することがあまりないからだろうと思います。
お金のかかり方も音を追求しようと思うとかなりかかりますし、それなりのスペースも必要だからかな?と思っています。
音の臨場感を楽しむためのシステムとして5.1ch や7.1ch と言ったサラウンドシステムがあります。これは映画を見たりゲームをしたり臨場感を楽しむためのシステムで音楽を聴くシステムはひとまず置いておきます。
音の性質を考える
モノラルとステレオの違いってなんなのか?って事ですが
モノラル ひとつのマイクで録音された音の事です。音の方向が一箇所、つまり1チャンネルということになります。モノには一つという意味があり、世の中にはこの言葉を使ったものは結構色々あります。例えば電車のモノレール、あれは一つのレールに電車がぶら下がっている形ですよね?レールがひとつだからモノレールなんです。その他にも探せば色々とありますよ!
音の特徴としては方向が一箇所なので広がり感に欠けますが音に迫力やパワーがあるという特徴があります。
ステレオ 二つ以上のマイクで録音された音の事です。各マイクで音に時間差があるため方向が分かるんです。人間の耳も二つありますよね?あれは音の時間差を無意識に聞き分け音の方向を感じ取っているのです。目も同じような働きがあります。
目が二つあることによって物を立体視することができるわけです。
音の特徴としては音の広がりがあり臨場感を感じる事が出来ます。
音は非常に奥が深く簡単には語りきれないのですが、今回は音の時間差によって音が出ている方向を表現できるということに注目してください。
例えば LR スピーカーを用意し2チャンネルでそれぞれに全く同じデータの音を同時に再生するとします。そうすると2ch で再生しているにも関わらず音は真ん中から聞こえることになります。つまりモノラルになるということです。これが LR 同じ音のデータだとしても再生するタイミングをわずかにずらしただけでステレオに変化します。急に臨場感が増すわけです。
皆さん、車でラジオを聴きながらガソリンスタンドに入ると同じラジオがスタンドで流れている状況を思い出してみてください。その瞬間急に臨場感のある音に聞こえたという経験はないでしょうか?あれは同じ音でも自分の耳に入ってくるタイミングがずれることによって生じる現象です。
それを考えると先ほどの一つのマイクで録音したとか二つ以上のマイクで録音しただけでは説明は不十分かもしれませんね?
もしかしたらモノラルの信号を擬似的にステレオ化したという表現が正しいのかもしれませんが…
音にはそんな性質があるわけです。
こんな性質を利用して作られたシステムがホームシアターシステムです。
5.1chって?
ここで音の定位について考えてみます。
定位とは音の方向だと思ってください。
ヘッドホンやスピーカーなどは L と R の2チャンネルがあります。左と右のことですね!
一つの方向で1チャンネルと数えます。
では5.1ch ってどういうことでしょうか?
5はなんとなく想像がつくかと思います、それぞれの方向に5つスピーカーがあるのだろうと。
0.1って何だろう?って事ですね?
5.1ch はホームシアターセットなどによくある音響システムです。
まず左右にある LR スピーカー、そして真ん中に配置するセンタースピーカー、リスニングポイントより後方にあるサラウンドスピーカー×2、これで5つのチャンネルです。0.1というのはウーハーのことを指します。ウーハーとは重低音を担当するスピーカーのことです。
なぜ1チャンネルではなく0.1チャンネルなのか?
先ほども触れましたが1チャンネルと数えるには音の定位が必要なんです。つまり方向ですね?実はウーハーが担当する重低音というのは音の方向がわかりにくいんです。でも音がなっているので0.1としているようです。
重低音って目の前で鳴っててもどの方向からなってるかわからないんです!
いや、そんなことはないよ!と思ってる方もみえると思います。
バンドのベーシストは低音を担当する楽器ですが、ちゃんとベースアンプから音が出ているのがわかるよって思ってる人もいるでしょうね?
でもベースという楽器は主に低音を担当する楽器ですが低音しか鳴ってないわけではないのです。低音を弾いていても倍音と言われる高音も同時になっています。だから方向がわかるだけで、もし低音しか鳴っていなかったら方向はなかなかわからないものなんです。
私も初めて聞いたときは信じられませんでしたが、何度か実体験として経験をしています。
今から20年ほど前、ホームシアターの5.1ch システムが世の中に出始めた頃だったかと思いますが、友人が豪華なホームシアターセットを作っていたんです。それはもう立派であんなすごいシステムはあの時以来経験はしていません!ここは映画館かというようなシステムでした!
映像を映し出すのはプロジェクターで、画面サイズはどれくらいあったんでしょうかとにかく部屋の壁一面です!音響は5.1ch システムでした。その時に見た映画はミッションインポッシブル2でした。臨場感がすごくて何度後ろを振り返ったことか!?
左から右へと音は飛ぶしとにかくすごい体験をしたなあという思い出があります!
各スピーカーも綺麗に配置されていました。ただ一つ気になったのが部屋の片隅に大きめの箱が置いてあったのです。それがウーハーだったのですが、なんかバランスの悪い所に置いてあるなぁと思ったのでした。
私は気になって友人に聞きました、ウーハーがあんな片隅に置いてあったらバランスが悪いんじゃないの?と。
しかし友人はこういうのです、ウーハーはどこに置いてもどこへ向けてても同じだから邪魔にならないところに置いているんだと言いました!
試しに実験しましたよ!
確かにどこに置こうがどちらに向けようが、聞こえ方、感じ方は同じでした!
そういえば思い出すこともあるのです。昔は車にウーハーを積むのが流行ったものですが、ウーハーを積んでる友人の車で音楽を聴いてもウーハーの設置してある場所がわからないんです…よくよく調べたら助手席の下にウーハーボックスがおいてありました。音の出どころがわからないんですねぇ
ちなみに低音の性質としては、音がより遠くまで届きやすいという性質があります。
たとえ遮蔽物があったとしても高音に比べればずっと届きやすいです。部屋のドアをしっかり閉めていても低音だけは漏れて聞こえてくるということはよくあります。
最後に豆知識として一つ!
音には相位という概念があります。位相ともいますね!
音は波なんですが、どのような波か?が相位と思えば良いです。その波を全く逆に反転させる事が可能で、レコーディングでは必要に応じて使う技術なんです。
反転させたとしても音は変わらないのですが、反転後の音と反転前の音を同時に鳴らすと音が消えるんです!まったく同じ波を反転させてますので波同士が打ち消しあうんですね!
再生機器で間違いなく再生させてるんですが、まったく音が聞こえなくなります。不思議ですねぇ…
デジタル技術を使うとこういった事も簡単に出来ます。
音一つをとっても非常に奥が深く、知れば知るほど面白いと思います。
こういった音の性質をよく理解していたら環境構築に役立つことと思います。
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