ゲーム依存症について考えてみる
世の中のゲーム依存症の認識
ゲーム依存症、この言葉は聞いたことある人は多いと思います。しかし認識には人によってバラツキがあるだろうなぁと思います。
まず依存症というと何を思い浮かべるでしょうか?
〇キャンブル依存症
〇アルコール依存症
上記二つの依存症はよく取り上げられそうな依存症で一般的に知られていると思います。依存症というのは病気であって、ただギャンブルが好きでやりすぎてしまうとか、そういう事とはちょっと違う様なんです。
これらの話は病気に関する事なので、初めにお断りしておきますが私は依存症の専門家ではないので素人の個人的な見解である事をお断りしておきます。
依存症とは何なのか?
ここでは主にゲーム依存症について話をしようと思います。
ある自治体にはゲーム依存症対策条例なるものがあるようです。その条例に対して違憲であるとして自治体を相手取り訴訟を起こしているニュースを見たのがキッカケです。
まずゲーム依存症とは何なのか?を定義しておかないといけません。
WHO(世界保健機関)がいわゆるゲーム依存症をゲーム障害という病名で依存症分野に加えたとの事です。どうやら2022年からの適応との事らしいです。
ゲーム障害は次のように定義されています。
【臨床的特徴】
●ゲームのコントロールができない。
●他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先。
●問題が起きているがゲームを続ける、または、より多くゲームをする。
【重症度】
ゲーム行動パターンは重症で、個人、家族、社会、教育、職業やほかの重要な機能分野において著しい障害を引き起こしている。
【期間】
上記4項目が、12ヵ月以上続く場合に診断する。しかし、4症状が存在し、しかも重症である場合には、それより短くとも診断可能。
私もゲームをやるので色々と調べてみましたが、どうやら一般に思われているゲーム依存症の認識が少し異なるかな?と思いました。
大きな間違いはないと思いますが、ゲーム依存症は単にゲームをやりすぎる人とは少し違う様なんです。
ゲーム好き、ギャンブル好き、お酒好きと様々いますが、その中でも普通よりはまっている人っていますよね?結構身近にいたりしませんかね?
でもそういう人たちが依存症かというと一概にそうとも言えません。
特にお子さんをお持ちの親御さんは気になるところでしょう。ゲームをやめなさいといってもなかなかやめないとか、ルールを守らず長時間ゲームをしてしまう。睡眠時間が短くなり生活に支障が出る等々。
でも私も経験がありますけど、ゲームにハマるとこういった経験って結構ありませんか?
ではそれが依存症なのでしょうか?
気になったので私なりに調べましたが、誤解を恐れずに言えばどれだけゲームにハマっていてもゲームを楽しんでやっているうちは依存症ではないという事らしいんです。
確かにゲームにハマると寝る時間を削ってゲームしたり、生活に支障をきたす事もあるでしょうがそういう事とは少し違うみたいです。
ゲーム依存症の本質
ゲーム依存症とは鬱症状になったり、攻撃性が増したり不安が増加します、そして気持ちが内向的になるといった特徴があるようです。
つまり楽しくてしょうがないからゲームをやってしまうのとは根本的に違う様なんですね!
鬱症状とは気持ちが外にいかず自分の内側にしか向かなくなる特徴があります。それにより不安が増加し人によっては攻撃性を増してしまう事もあるって事です。
もともと内向的の人もいますけど、内向性が増加するって事が重要です。
ゲームをやる事によってその不安が解消されるのではなく、不安やネガティブな気持ちがどんどん増加していく症状の様ですね。自分でも嫌でやめたいけどやめられない状況です。
昔ニュースで見ましたが、ゲーム依存症でやりすぎで死亡って事がありました。当時はそんな事あるのか?と懐疑的に見てましたが、やめたくてもやめられないって事らしいんです。
世の中のストレスをゲームの世界で発散してゲームをやりまくる事もあるでしょうが、それはただのやりすぎなだけであって依存症とは違うんですね。
以上の事がわかれば、ただのゲームやりすぎか、依存症かの違いは解りやすいのではないでしょうか?(もちろんただのやりすぎも良いわけじゃないですが…)
依存症になりやすい人の特徴
ゲーマーを集めて実験をした事があるらしいです。結論からいうとゲーマーの約10%が依存症になりやすいという結果になったとか。これはゲーマーを集めた時の結果ですから一般に置き換えればもっと低くなるでしょう。
依存症になりやすい人の特徴ですが、どうやら他人に親切に出来ないような人がなりやすい特徴なんだとか。しかもより男性にその傾向が強いとの結果が出たそうです。
つまり不親切な男性がなりやすい?とデータでは出ているようですね?
はまりやすいゲームとは?
はまりやすいというのは単純にゲームにのめりこみやすいという事であって依存症の事ではありません。
これはMMORPGといって、オンラインゲームでゲーム内にコミュニティーがあるゲームと言えばわかりやすいでしょうか?オンライン上で仲間と協力してプレイするものが多いですね!
これが圧倒的に多いんじゃないでしょうか?代表的なゲームではファイナルファンタジーがありますが、私もやったことがありますからわかりますが、確かになかなか抜けられない要素がたっぷりあるなぁと感じます。オンラインプレイなので、人との待ち合わせとか、約束事があり協力しないと先に進めなかったりするので他の用事をすっぽかしてでもゲームをやらなきゃって気持ちになるのはよくわかります。世の中の普通の人付き合いと同じ感じですね!だから変なしがらみもあるわけですよ…
普段の生活ではパッとしない人でもゲームの世界では神と言われるような人もいるでしょうね?それはそれで良い事だと思いますがね。敵に襲われているときに、そこを通りがかったプレイヤーに助けてもらったりした時は、神様に見えますしね!
ゲーム内で異様にレベルが高い人は通称「社壊人」と言われていて、普通の社会生活を送っていては到底たどりつけないであろうと感じる人もいましたね!
コミュニティー内の独自のルールだとか、挨拶だとかあったりしてハマると嫌でもなかなか抜け出せないって思う事もあるでしょうかね?私も初めは凄く面白いなと思いましたし、オンラインゲームでないと味わえない経験もあったと思います。しかしだんだんコミュニティーのしがらみが面倒になり、ゲームにはいってもコミュニティーに入らず単独でプレイしたりとかしてました。
これが上手く抜けられたり適当に出来る人はいいですが、まじめな人だと抜けたくても抜けられない状況になる可能性はありますね。別にこれが依存症ではないわけですが。
総括
依存症ってやっぱりオンラインゲームに多いような印象があります。良くも悪くもゲーム内で人付き合いがあり、それが原因で抜けられないとかあるんじゃないでしょうか?まだその段階なら良いですが、そのうちそれがキッカケでどんどん内向的になり鬱症状になる可能性は秘めているのかも?
これって実社会でも同じような構造があるなぁと思いました。
人生でのストレスって人付き合いがかなりの割合をしめると思います。
自由になりたければ孤独に近づきます。孤独が嫌ならルールに縛られます。
孤独を楽しめる余裕が人生を楽しく過ごすコツかもしれませんね?
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